第8話-4
「だめぇ、おとぉさぁん、さわらないでぇえ」
「自分からお尻を突き出しといて何を言ってるんだ」
「わかんないんだもん、自分でも、なんでなのか、あ・・・あふぅ、はぁ・・・!」
戸惑いながらも体では求めてくる早貴。
以前より自分から誘ってばかりだったので、もしかしてまた惑わそうとしてるのかと思った。
だが、困惑する様子は演技には見えない。
いつもの悪戯好きな娘とは違い、本当に戸惑っているらしい。
「おとぉさぁん・・・」
切なそうに小さく、妙に甘ったるく囁いてくる。俺が欲しいと鳴いている。
「よしよし、大丈夫だ早貴。もう大丈夫だ」
早貴を抱きしめ、髪を撫でた。
落ち着くまで何度も、何度もさらりと水の様に触り心地のいい髪を撫で続けた。
「んっ?!お、おい、何をす、んぷぅ!」
しかし落ち着くどころか俺の唇を奪い、舌を無理矢理差し込んできた。
強引に舌を絡め、咀嚼し、俺の舌を痺れさせてくる。
「お父さん・・・しよ。私、エッチしたい。うふふふふ」
エプロンを自ら捲って曝け出したそこは、すでに湿り気を帯びて内腿に少し伝っていた。
殆どちゃんとした愛撫らしい事はしていないのに・・・
ここで行為に及んだら、また一歩禁断の領域に近づく。
「あ、ああっ、あっあうっ、あ・・・!」
立ったままその長い脚を片方だけ上げさせ、膝で支えた。
早貴の手をテーブルにつかせて体を安定させて、そこをまさぐりながら・・・自らの一物を差し込んでいく。
「ひっあ、あっはぁ!はいってるぅ、おとぉさんのが、みちみちってぇ!」
立ったままする体位のひとつ
¨立ちかなえ¨で、早貴を犯していく。
「うぉっ、おぉぉぉ、ぉぉ!!早貴!」
「やぁあああ!なんか、変なふうにはいってるぅ、へんなとこまで、とどくよぉぉ!!」
膣内をピストンで擦りつけ、締め上げられていくうちに、周りの音が気にならなくなっていくのが分かった。
もう、早貴しか見えない。もう娘の快感に溺れる悦びの顔しか見えない。
快感の喘ぎ声しか聞こえない、あとは何も聞こえない。
聞く必要があるのか、他の音を。
「おとぉ・・・さああぁん、おちんちん、どすどす・・・んっんんぅうぅ!!」
俺は早貴だけを見ていればそれでいいんじゃないのか?
余所見していたら抱き締めてやれない。
早貴はずっと父親だけを見てきた。だから、俺もそうしてやるのが・・・当然だろう。
「いいか?早貴、いいのか?お前のここ、すっごく悦んでるみたいだぞ」
「耳元で、ぼそぼそ、いわないでぇ、くすぐったいよ〜」
そういえば、尻を揉んでやった時はくすぐったそうでは無かったな。
だんだん触られるのに慣れてきた様だ。お父さんは嬉しいぞ、早貴。
もっとだ、快感に頭までどっぷり浸かってしまえ。溺れてしまうんだ。
俺も一緒だから
怖くない。手を握って離さない・・・絶対に