投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Crimson in the Darkness
【ファンタジー 恋愛小説】

Crimson in the Darknessの最初へ Crimson in the Darkness 11 Crimson in the Darkness 13 Crimson in the Darknessの最後へ

Crimson in the Darkness -権輿-T-12

「だから、鬱陶しいんだよ」



「子供に手、出しちゃ駄目だよ?」



「誰が出すかっ! オレにその気は無ぇぞ」

「ふうん、そう?」





んな対象で見るかよ。下らねぇな。冗談でも笑えない。なのに、なんでそんなにニヤついてやがるんだ?





「…………? 何だ?」



「や、何でもない。ま、子犬ちゃんにヨロシク。また遊びに行くからって言っておいて」





 そう言って、シエルは手を振って帰っていった。………………多分、教会に報告しに行ったんだろうけど。律儀なヤツ。オレには到底真似出来ねぇな。





「さーて、帰るか……」





 うっせー我が家にな。


Crimson in the Darknessの最初へ Crimson in the Darkness 11 Crimson in the Darkness 13 Crimson in the Darknessの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前