第6話-4
「すッご・・・おちんちん、もっとおっきくなってるぅ〜」
「さ、早貴?!うああっ!!」
下半身に一瞬激しい電気が流れた。
早貴が、俺の一物を掴んでカリ首を親指で弾いている。
赤黒く腫れあがった様な俺のものを包む、早貴の白魚の様な綺麗な白い指。
「ねえねえ、もしかしてキスだけでこんなに勃起しちゃったの?お父さん」
「ち、違う・・・」
「ホントに?舌噛まれてる時、結構気持ち良さそうな顔してたけどな〜」
鈴口に爪を押し込み、クリクリと引っ掻く早貴。
その姿はまるで操縦桿を握って俺という機体を掌握しているみたいだ。
「キスだけじゃないだろ。さっきから色々やってるからな」
「そうだね、私のあそことか、おっぱいとか、沢山してくれたからね」
そう言うと早貴はもう一度唇を重ねて舌を絡ませてきて、手でゆっくりとしごき始める。
熱い、頭が、燃えてしまいそうだ。
背中、胸、腹、首筋、止まることなく汗が流れていく。
汗に負けない勢いで全身の血液が一物目がけて一斉に流れ込んでいく。
早貴だけに責めさせはしない。
この快感を俺だけのものにはしないぞ、一緒に感じて楽しもう。さあ・・・
手を伸ばし、早貴の大事な場所に触れて中まで一気に差し込んだ。
「ひぅぅん!!お、お父さん、何するの?」
「早貴と一緒に、気持ち良くなりたいんだ。俺一人だけじゃなくて」
中をいじくり回すのは極力抑えて、指を挿入して抜くのを繰り返した。
痛くならない様にゆっくり、時間をかけて、早貴が快感を感じられる様に・・・・・・
程なくしてピンク色のそこから愛液が溢れだしてきた。
指を伝って手の平までトロトロと流れてくる、娘の快楽の証。
唇と、互いの性器を刺激し合う手から熱を感じる俺と早貴。
「だめ・・・ぇえ、そんなところ、じゅぽじゅぽって、しちゃあ・・・うぅんっ」
「いま体はどんな感じだ?」
「うぅっ、あ・・・びりびりするのぉ、色んなところが、あっ、あふぅ・・・!」
「他に何も考えられないだろう。それが、快感ってやつさ」
再び早貴の体が小さく痙攣を始めた。
さっき軽く絶頂を迎えてからそんなに時間も過ぎていないのに、もうこうなるとは。
「あっあぁ!うぅん!!」
もう一度¨突起¨を摘んでやや強めにつねってみた。
そしたら早貴もおかえしとばかりに俺の袋を強めに握ってきた。
「痛いっ!!」
そして、顔を見合わせて少しの間見つめ・・・思わず笑ってしまった。
何が可笑しかったのかは良く分からない。すぐむきになる早貴に対してなのか
それとも、こんな時でも娘に対して悪戯してしまう父親の自分に対してか・・・
「・・・早貴、ここ」
マットを敷いて横になる様に促す。
早貴はんっ、と喉を鳴らして腰を下ろし、ゆっくりとそこに背中を沈ませていく。
だが、下の方はまだ隠したままだった。やっぱり見られるのは恥ずかしいらしい。