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『滝くんの愛読書』
【学園物 官能小説】

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『滝くんの秘密』-2

そして約束の日曜日、待ち合わせ時刻は12時だったが私は朝6時に起きてシャワーを浴びていた。

実は勢いで公園でした時から私達は一度もそういうことをしていない。滝くんは完璧な紳士で、一切手を出してこないのだ。

(それがちょっと不満…だなんて思ってるってばれたら、また痴女とか言われちゃうかなぁ)

今日のためにわざわざ買ってきた薔薇の香りのボディクリームをお風呂上がりの体に塗りながらそんなことを考える。

(まぁ期待してこんな準備してる時点で滝くん基準では痴女認定だろうけど)

姿見の前でこれまた新しく買った下着をつけて体のラインをチェックする。

(前より太ったとか思われないといいな…)

そう思った瞬間、私はあの時のことを思い出して体がかっと熱くなった。

(私、滝くんのいきなり舐めちゃったんだよね…それから公園に行って…)

あそこがじんじんしてきて思わず手を伸ばす。

「やだ…もう濡れちゃってる…」

繊細なレースが施されたラベンダー色のパンティの中は既に湿っていて、存在を主張し始めたクリ〇リスを人差し指で触った瞬間体に電気が走った。
滝くんの指の感触を思い出しながら触っていると、すぐにそこが恥ずかしいくらいに大きくなってくるのを感じた。

『佐々山さんはやっぱり痴女なんだね。ちょっと触っただけなのにこんなにぐしょぐしょになってる』

妄想の中での滝くんは私にそんな恥ずかしいことを言ってくる。

「痴女じゃないもん…でも…ああっ…気持ちいいよぉ…」

私は床に膝をついて指の動きを激しくする。
くちゅくちゅと水音が漏れ始めパンティに染みが広がっていく。こんなことしてちゃだめって分かってるのに気持ち良過ぎて指の動きを止められない。

『もっと激しくして欲しいんでしょ?ここ、こんなふうに擦ったら気持ちいい?いっていいよ。いくとこ見ててあげる』

自分でしてるのに本当に滝くんが触れているような気がしてたまらなく感じてしまう。

「ああっ!やだ…私もう…!」

『我慢しなくていいよ。思いっ切りいってごらん』

「いやぁ…いく…いくうっ!!」

妄想の中の滝くんに耳元でそう囁かれ、私は絶頂に達した。前に倒れ込みびくびくと体を痙攣させる。

「はぁはぁ…いっちゃった…」

パンティから指を引き抜くと一瞬銀色の糸を引いた。
ベッドサイドのティッシュケースに手を伸ばしたとき、置時計の指している時間が目に入り私は我に帰った。

「やだもうこんな時間!うぅ〜パンツもぐしょぐしょになってる…」

結局新しく買った下着をつけていくことは断念し、普段の下着と用意していたワンピースを慌てて着るとコートとバッグをつかみ、オレンジジュースだけを飲んで外に出た。


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