寒い夜の拾い物…第三章-3
「もう、オシッコする時凄く恥ずかしかったんだからね、それに健司君飲んじゃうし…」
ベッドで二人は抱き合い、美樹はそう言いながら健司の頬をつねった。
「痛てっ、ごめん美樹さん、でも美樹さんのオシッコおいしかったですよ」
そう健司が言うと美樹は照れた顔を隠そうと抱きついて
「もう、汚いよ…健司君て昔からそういうの好きだったの?」
と聞くと健司は少し真面目な声で
「いや、今まで全くそんな趣味はなかったし考えた事も無かったけど…でも美樹さんの物なら全然汚いなんて思わないし…」
そこまで言うと美樹はギュッと強く抱きしめ
「健司君たら、もう、…でも恥ずかしいからもうオシッコするのはやだからね」
と言った。
健司は慌てて
「えっ?お願い美樹さん、たまにでいいから…」
と言うと美樹は拗ねたように
「だって健司君、興奮しすぎちゃってすぐイッちゃうんだもん」
と健司の首筋に噛みついた。
「ちょっ、美樹さん、本当に痛い…大丈夫、俺美樹さんと抱き合ってるだけで、ホラもうこんなになって…」
そう言って美樹の手を自分のモノに導くとそこはすでに硬くなっていた。
「あらら、もう回復しちゃったの、…実は私もさっきの思い出して興奮してきちゃった、ねぇ、もう入れて」
美樹の股間に手をやると充分濡れていた。
健司は美樹の中に挿入すると今度は落ち着いてゆっくりと動かした…。
「あら、もうこんな時間、今日は結構しちゃったね、そろそろ帰る準備しないとね…」
そう言ってベッドから起き上がり二人でシャワーを浴びている時
「そう言えば美樹さん、家族の人には何て言って出掛けてるの?大丈夫なの?」
と健司はいつも思っていた事を聞いてみた。
すると美樹は
「うふふっ、仕事辞めてずっと家にいると体が鈍っちゃうからってスポーツジムに行ってる事にしてるんだ、だからシャワー浴びて帰っても平気だし、…それにエッチっていうスポーツもしてるんだから、そんなに嘘ついてないよね」
と可愛く微笑みながら言った。
(美樹さん、本当に見た目と言う事にギャップがあるよな)
健司はそう思いながら美樹の体を洗った。
部屋に戻り服を着ようとしている美樹に健司は
「ねぇ美樹さん、お願いがあるんだけど…」
と言うと美樹は微笑みながら
「なぁに?可愛い健司君の為なら何でも聞いてあげるわよ」
と言うので健司は思い切って
「…その、…美樹さんが今日穿いてたパンティ欲しいなって…美樹さんと会えない時も美樹さんを感じてたいから…」
と美樹に頼んだ。
すると美樹は一瞬驚いた顔をしたがすぐに笑顔で
「いいわよ、でもあんまりこれで一人エッチばかりしちゃダメよ、はい」
と健司に渡した。
健司は喜び
「ありがとう、うわっ、凄いシミと匂い、美樹さんみたいな綺麗な人のパンティがこんなだなんて誰も想像出来ないだろうなぁ」
と言ってマジマジと見ていると
「こらっ、恥ずかしいから家に帰ってから見なさい、もう」
美樹は恥ずかしがりながらも怒ってそう言った。
別れ際に美樹は
「そうだ、今度会う時そのパンティ持ってきてね、またその時穿いてるのをあげるから、じゃないと私、パンティ無くなっちゃうから、だからそのパンティそれ以上汚しちゃダメよ」
と嬉しい事を言ってくれた。
(まだまだ幸せな時は続いていきそうだなぁ、本当に俺、幸せ者だよなぁ)
そう思いながらポケットの中のパンティをポンポンと叩きながら、健司は美樹と別れ、家へと向かって行った。