『死をもって君に快楽を与える』-3
「いやいや、
驚かせてしまったみたいで………
ところで
あなた私とセックスしてる最中だって気がついているのかな?」
そこまで言われて
自分の下半身を見ると
確かに男は私の中に入っていた。
でも快楽とは程遠い痛みを感じる。
「ほら…気持ちいいでしょう?」
男はを再び私の中に入ってくるが
気持ち良さは一向に伝わってこない。
「てゆうか痛い…」
私はうめきに近い声で言う。
「え?」
「だから痛いってば!!」
男を蹴り飛ばす。
男はベッドの後ろへ飛び退く。