ジャンクション-6
っく!
琢也が、突き上げる射精衝動を必死で耐えているのが分かる。
少しでも長く私のフェラチオを楽しみ、より強い刺激を求めて耐え忍んでいるのだ。
お尻の震えが広がり、琢也の体がガクガクとゆれる、
そして、琢也がうめき私の肩を強く掴んだ。
それが琢也の合図だった。
射精が始まる。
更に、激しくしゃぶり上げる。
びゅるるるる。
くちゅ、くちゅ、くちゅう
びゅるるるる。
くちゅ、くちゅ、くちゅう
びゅるるる。
くちゅ、くちゅ、くちゅう
びゅるるるる。
精液を吹き上げる度に、琢也が激しく体を痙攣させる。
そして、最後の精液を搾り出すように、体を仰け反らせ全身を硬直させた。
琢也が射精を終えると同時に、私は動きを大きく変える。
そう、激しいピストンをやめ、かり首だけをしっかりと唇で挟みこむと、
射精後の敏感になった彼の亀頭をねぶってやる。
ゆっくりと、ゆっくりと、彼の亀頭にの回りに舌を這わせ、回すようにねぶってやる。
んああ。凄いよ。 その舌使い・・・・ あ、あやあ!
琢也の体から急速に力が抜けていく。
私は、ゆっくりと男性自身から唇を離すと、口の中に残ったものを飲み干した。
彩。もういいよ。お前だと分かった。
琢也は考えていた。
彩の絶妙な舌使いや、タイミングを外さずに琢也の急所を攻め立てるテクニックは、
とても言葉で他人に伝えられるものではない、まぎれもなく二人で作り上げた、二人だけのフェラチオだった。
ただ琢也は、彩のフェラチオより、彩の体が目当てだった。
たしかに彩は、痴女としての素質があり、どんなに卑猥な要求にも応えてくれる。
しかし、それも男を興奮させずにはいられない、彩の悩ましい表情や、感度抜群の体があってこそ意味があるのだ。そして、あの抜群の締りを持つおまんこが無ければ、
その魅力も半減してしまう。
琢也。分かってくれた?信じてくれる?
私は嬉しかった。琢也は理解し待っていてくれると信じていた。
琢也は彩を見つめていた。翔が切なげな表情で見上げていた。
ああ、分かった。
でも、どうなんだ?
すぐに戻れるのか?
それが、どうすればいいのか・・・・
琢也も力を貸してくれる?
いいけど・・・・・・
でも俺・・・・
やっぱり男とする気になれないよ・・・・・
気持ち悪い・・・・・
私は、目の前がまっくらになった。
信じていたのに。
これまでも、琢也の言うことならなんでも聞いてきた。
妊娠し中絶することでさえ、琢也の言う通りにした。
琢也の求めに応じ、屈辱的なフェラチオや腰使いも厭わず、琢也に奉仕してきたのだ。