はしたない女-8
[ びっくりした…
噛んじゃうとこだったじゃない。 ]
私も負けずにさくらちゃんの黒い茂みの下の割れた部分に触ってみる。
私ほどぐしょぐしょにはなっていないけど、柔らかな蕾を指先でこねまわすとジワって潤いが沁み出てきた。
[ あんた、そのケがあるん? ]
[ さくらちゃんが触るからよ。 ]
仲の良すぎる従姉妹同士とはいえ、私だって女のアソコを喜んで触ったりしない。
[ ちょっと交代したりよ。
ほらほら、遠慮するなって… ]
ベッドの上に仰向けにされると、今度は私の濡れた部分に正樹君の舌が貼りついた。
男性にこんな事されるのも久しぶりなのだが従姉妹のさくらちゃんの目の前でその恋人の正樹君にしてもらうって…
普通に妙な気分な中、昨夜夢うつつに聞いたさくらちゃんの見られたら感じるという言葉が頭の中に何度も反芻していた。
んっ…はっ…ぁ…
指先を挿入されて中を掻き回されながら感じる突起を舌の先でじりじりと弄ばれている。
その上さくらちゃんがきて、貧相な私の乳房を吸い始めると、もうどうでもよくなってきて私は無我夢中に裸のさくらちゃんの背中とお尻を撫でまわしていた。
そして、太くて熱いものに体をずぶっと貫かれた時には私の頭の中はもう真っ白になっていて、激しい響きの中で大阪に生きる人たちとより深い絆で結ばれたような気がしていた。
あっ…あっ…
あぁっ!…あんっ…
私はすぐにイッてしまって、あまりに興奮していたせいかしばらく腰も立たなかった。
そんな中でさくらちゃんは素っ裸のまま誰か友達と電話をしていたけれど、私にはまったく違う別世界の事のように感じられた。
さくらちゃんは二人の間に割って入り正樹君の首に腕を回すと、たった今まで私の中に入っていたものを座り込むように自分の中に納めた。
向かえ合わせに座った姿勢で二人は抱き合いながら静かに体を揺すっている。