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寒い夜の拾い物…
【OL/お姉さん 官能小説】

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寒い夜の拾い物… 第二章-6

 あまりの気持ちよさに二人はつながったまま、しばらく動けずにベッドの上で抱き合っていた。
 健司は美樹の耳元で
「美樹さん、凄い気持ち良かったです、最高でした」
と言うと美樹も
「私もとっても気持ち良かった、健司君も最高よ」
 そう言ってキスをしてきた。
 しばらくたって二人はベッドから起き、後始末をしていると美樹は健司を見て言った。
「ねぇ、健司君、さっき私のアソコとか腋の下の匂いをいっぱい嗅いでたでしょ?健司君ってそういうの好きなの?」
 健司は少し焦りながらも
「えっ?…いや今までそんなには興味無かったけど美樹さんの体って凄くエッチでいい匂いだから…つい嗅ぎたくなっちゃって…でも美樹さんの匂い、本当に最高です」
と言うと美樹は
「もう、健司君の変態…でも私のでよかったらいつでも嗅がしてあげるわよ」
と笑いながらそう言った。
 その言葉に健司は驚き
「えっ、って事は美樹さん、今日だけじゃなくてこれからも…」
と言うと美樹はいつもの天使のような微笑みで
「うん、私、健司君の事気にいっちゃった、私結婚するんだから健司君と付き合うってのは無理だけどそれでも良かったら、ねっ」
と大胆な事をサラリと言った。
(なんか美樹さん見た目と違って意外と悪女なんじゃ…本当に今まで彼以外とした事無いのかなぁ)
 そんな事を思いながらも健司は
「はい、俺絶対に美樹さんに迷惑かけませんから…これからもよろしくお願いします」
と美樹に頭を下げた。
 すると美樹もペコリと頭を下げながら
「はい、よろしく、じゃあ健司君…早速だけどもう一回したくない?」
と両腕を頭の後ろで組み腋の下を見せつけ、健司を誘惑してきた。
 そんな美樹に健司はまるで夢遊病のようにフラフラと美樹に近づき…そのまま二回戦が始まった。



「夏美、夏美ぃ、もう、起きてよぅ」
 美樹は夏美の肩を揺すると夏美は
「ふわぁ、あれ?美樹、もうお風呂入ったの?よく場所とか判ったね」と大きな欠伸をして言った。
 美樹はわざとらしくため息をつき
「夏美が全然起きないから、たまたま下に来た健司君にタオルとか貸してもらってお風呂入っちゃったよ」
と言うと夏美は
「ふぅん、そっかぁ…そうだ、夏美、健司にお風呂覗かれなかった?」
ニヤリと笑いながら言った。
「バカねぇ、健司君がそんな事するわけ無いでしょ、彼そんな事する人じゃ無いと思うよ」
美樹がそう言うと夏美はさらにニヤニヤしながら
「あれぇ、美樹、ずいぶん健司の事かばうわねえ、昼間私が帰って来るまでに健司とずいぶん仲良くなっちゃったみたいねぇ、そういえば健司、私が帰って来た時なんか機嫌悪かったなぁ、さては私、本当にお邪魔虫だったのかなぁ?」
と言い出した。
 美樹はドキッとしたがすました顔で
「そうねぇ、健司君て結構いいわね、今度誘っちゃおうかなぁ、なんてね」
と言うと夏美は大笑いして
「あはははっ、それ面白いかも、美樹最高、…でも美樹みたいないい女に誘われたら健司なんか一発でおちるだろうね」
「えっ、そんな事…って、それより寝るのって夏美の部屋でしょ、そろそろ部屋行く?」
 そんな会話を上の階で健司は冷や冷やしながら聞いていた。


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