岐路-5
い、いやあ! 達也!
やさしく、優しくしてえ・・・・・
やあ、そんな、そんな、そんな、だっめえええ・・・・
ん、い、いい・・・・
いい・・・・
い、いい・・・・
んんんんん、い、っくううううううううう!
陵辱されているのは、分かっていた。
捻り上げられた腕が、肩が激しく痛んだ。
達也は、恐ろしい力で私の体を押さえ込み、
尻を掴み、
自分の巨大な性器を、私の体の奥深くに何度も何度も突き入れてくる。
お尻が自分の意思とは関係なく、達也の性器を飲み込もうと、ガクガクと揺れ続ける。
私はなぜか、強引に自分の思いを遂げる達也を責める貴にならなかった。
これほどまで激しく、達也が私を求めていることが嬉しかった。
その日、達也は口を聞くことなく、私も何度も犯し続けた。
そして、満足すると初めて口を開いた。
今日は帰れ、
俺はこんな男だ。
分かったら帰れ。
達也は、言い終わると後始末さえ許さず、私を部屋から追い出してしまった。
どのように家に帰ったのか分からない。
覚えているのは、帰り着いた後も、体の疼きが治まらず、自分の体をまさぐり続けていたこと。
体を突き抜けた嵐のような快感は、私の人間性を完全に崩壊させてしまった。
達也の仕打ちを、非難する気はなかった。
ただ、達也が狂おしいほど愛おしく、そして恐かった。
達也に会いたい。
求められたい。
理性とは裏腹に、達也を求める気持ちが溢れ出し止まらない。
体が疼き、達也を求める。
ただ、もう一度達也に会えば、引き返せないことだけは分かっていた。
それだけが恐かった。
達也から逃げる先は圭介しかなかった。
圭介の優しさに触れ、抱きしめられると、私の理性も少しずつ回復していった。
愛情溢れる圭介は、一生を掛けて私を愛し、やがて生まれるであろう子供たちを守り、
大切に育ててくれるだろう。
これ以上の幸せを望むべくないことは、痛いほど分かっていた。
私は、圭介を愛そうと努力した。
そして、それは難しいことではないと思っていた。
しかし、その思いは・・・・
圭介の愛撫が優しければ優しいほど、歯痒く、もの足りなさが残った。
私は、求めた。
もっと強く。
もっと激しく。
めちゃめちゃにして!
そして、圭介に触れれば触れるほど、もどかしさは募っていった。
圭介が、私の両足を大きく広げて、その中心に顔を埋めている。
私の求めに応じ、舌を震わせ、唇を激しく動かし続ける。顔中が私の分泌物で濡れ光っている。