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恋人に捧げる舞子の物語
【SM 官能小説】

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恋人に捧げる舞子の物語(煌星編)(その1)-5

 プチッ…


切り裂く音とともに切断されたブラジャーが弾けるように垂れ下がると、すそ野から流れ出るよ
うにしっとりとした、熟れきった白い乳房がぶるりと男の前に晒されるのだった。


「やっ…やめて…」


あなたはその羞恥に悩ましく上体を捩り、男から顔を背けた。


「…思ったとおりのオッパイですね…それに縛る縄がよく似合いそうないい形だ…」


男はその豊かな情感を湛え、肌理の細かい肌をした、蕩けるような乳房を満足そうに眺めると、
頷くように薄笑いを浮かべた。そしてその鈍い光沢を放つ剃刀の腹で、ゆっくりとあなたの桜色
の乳輪をなぞった。


「うっ…」

あなたはその凍てつくような金属の冷たさを乳首に感じると、背筋にすっと恐怖の悪寒が走った。


「こうやって剃刀で撫でられるといい気持ちでしょう…」

その粘りのある蛇のような声が、あなたの喉元を締めつけるようだった。男の剃刀は、乳房の下
から腹部へと這い続ける。
そしてゆっくりとあなたの括れた腰に手を触れながらガーターを剃刀で裂く。男はあなたの股間
の前にゆっくりと腰を降ろすと、その剃刀の腹であなたの乳白色の太腿の表面を撫でる。太腿の
弾力のある表面の肌から、柔らかい内腿の肌へと剃刀が撫で上げていく。


「いや…実に美しい太腿と脚だ…剃刀でなぞる肌ざわりが何とも言えませんよ…」

男の剃刀の腹があなたの太腿からストッキングに包まれた膝をなぞり、ふくらはぎを淫靡に這う。


「…このハイヒールを履いた脚で何人の男を虐めてきたのでしょうね…燿華さん…」

男が突然吐いたその名前に、あなたは一瞬驚きを隠せなかった。


「燿華…さん…

ボクは知っているのですよ…
あなたが以前、ある高級SMクラブで燿華と呼ばれるS嬢だったことを…今はそのSMクラブも
ありませんけどね…もう七年も昔のことですが…」


「やめてー」

…どっ、どうしてこの男は、私のあの名前を知っているの…あなたの膝がガクガクと小刻みに
震え出していた。


「ある人物から教えていただきましてね…美しい元ミストレス様をいたぶることができるなんて
光栄ですよ…燿華さん…いや、今は、谷 舞子さんでしたね…」


やがて男の持つ剃刀の光沢のある腹の部分は、あなたの陰毛の繁みでうすく盛り上がった恥丘に
触れる。薄いショーツで覆われた細かい渦を巻くような繁みが悩ましく透けて見える。
そのショーツの表面を何度となく冷たい剃刀の腹で撫でられると、あなたはどこか妖しげな疼き
をおぼえてくるのだった。


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