戸惑いの日々-2
きっと…あのことが原因なんだよね?
そうでしょ?先生…
パパとのこと―――やっぱり話さなきゃよかったな…
こんなに辛くなるって、分かっていたなら…
私のこと―――手に負えないって思ったんだよね?
きっと―――
♯♯♯
―――その日の放課後
私はまっすぐ家に帰りたくなくて、あてもないままに、街をブラブラしてた。
大好きなウインドショッピングをしても、ちっとも気分は晴れなくて…
原因は分かってる。
それはもちろん、先生のことが気になってるから…
そのうち、日が暮れ始めて、辺りは薄暗くなった。
どうしよう?
門限過ぎちゃった…
でも…パパのことなんて、もうどうでもいい!!
先生に―――
ただ…逢いたくて。
もう、先生のことしか考えられなくて…
気がつくと、先生のアパートの前まで来てた。