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テーブルの下
【OL/お姉さん 官能小説】

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テーブルの下-3

… … … …


そんな事も若く、幼かった昔の事。
私にとってはそうでしたが画像はコピーされあちこちで増殖して、今でもインターネットに流れているのでしょう。


そんな事すら当時の私には想像だにしなかった事です。


[ 僕は…もう6年来姫ちゃんのファンなんだ… ]


[ 大人になった本物の姫ちゃんに巡り合えるなんてさぁ… ]


[ 先週訪れた時に姫ちゃんを見つけてから胸がいっぱいで眠れないんだよ… ]


私は男を無視しようとして携帯をチェックしようとしたけれど、サイトオタクである事を自ら肯定するようですぐに携帯をしまい込んだのでした。


無意識なまでに携帯を眺めるのが習慣になってしまっているので、それができないとなると精神的にも不安で仕方ない…


そうして行き場をなくした私のそばで男は感傷に浸るように一人でベラベラ喋り続けるのでした。


[ いい加減にしてください
私は姫ちゃんじゃないですし、そんないやらしい画像…
私は知りません ]


そう言い放ったら男は今までのヘラヘラした態度を一変して向きなおりました。


[ 僕が姫ちゃんを間違えるわけはない
僕はずっと、ずっと姫ちゃんと一緒に生きて来たんだから… ]


そういえば…
今、思えば何人かのオタクは私を姫、姫と呼んでもてはやしていた事を思い出しました。


[ 本当にいい加減にしてください
人を呼びますよ ]

[ 悪いけど、引き下がれないさ
姫ちゃんは僕の夢なんだ
人を呼ぶなら呼べばいい…
その人にもこれが姫ちゃんかどうか見定めてもらおうじゃないか ]

[ なっ…何ですって… ]


私はまた昔の事とはいえ、厄介な男に関わったものだと思い困惑しました。


[ わかった…じゃあさ
姫ちゃんならお尻の穴の上にホラ…
小さなホクロがあるじゃない?
これがあるかどうか見せてくれよ ]


私もこれには自分の恥ずかしい画像を撮るまで気づかなかった事ですが、男が差し出した別の画像の通り…
私のお尻には小さなホクロがあるのです。


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