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「レイプ3態」
【レイプ 官能小説】

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「レイプ3態」-6

許してもらえる。
案外、簡単に許してもらえた。
雪子がホッと気を緩めたときだ。

男が彼女の身体を抱きすくめた。

「ヒィ、ヒーッ!」

汚れきった男に抱きつかれ、
そのおぞましさと嫌悪感に、
雪子の口から喉笛の震えるような声が出た。


男の身体から人の臭いとは思えない、
小便臭の混じった饐(す)えた汚臭が臭いたち、
彼女の鼻腔を衝いてくる。

男は抱きすくめた雪子の身体を引きずるようにして、潅木の繁みの向こうに運び込むと、地面に乱暴に転がした。

「生の女を抱くのは、3年、いや4年ぶりだ。ヒヒヒヒッ」

男は髭だらけで垢染みた顔を歪めて、卑屈な笑いを浮かべた。
その口はほとんどの歯を欠いていて、形容しがたい無気味さを醸している。

男の腕が伸びて、雪子の着衣を剥ぎ取りにかかった。
彼女もそれを必死に振り払って抵抗した。
だが、彼女にすれば腕を振り払う抵抗が精いっぱいであった。
とても、男の垢染みた腕を掴んだりする勇気はない。
そんなことをしたら、垢がズルリと剥げ落ちてきそうなほど汚れきっているのだ。

男が雪子の着衣の上半身をはだけ、
フロントホックのブラを前割りして、
乳房をあらわにすると、
その頂に載る乳首に、
ブチューッとばかり吸いついてきた。
そして、舌を遣いながら、
チュルチュルと舐めまわしていくのだった。

その男の蓬髪から、
さっき以上の汚臭が漂い流れてくる。
まるで鼻が曲がりそうな臭気だ。

そんな男に乳首が舐め吸いたてられ、
ゾッと怖気(おぞけ)だつと同時に、
ムカムカとした胸苦しさも感じる。

こんな理不尽な暴虐から逃げ出さなくてはと思いながらも、
手足が縛りつけらたように動けないでいた。

「乳輪のでかさといい、
その黒ずみ具合といい、
子どもを産み育てたオッパイだな。
子どもはふたりか?」

男はそんなことをつぶやきながら、
なおチュルチュル、チュルチュルと、
吸いたてつづけるのだった。
男に舐めまわされ、
その唾液にまみれていく乳首。
そこが癒しがたい業病にでも、
冒されいくような気がした。

耐えがたい臭気と気色の悪さに、
胃の腑から何かがムカムカと込み上げてくるようだ。

男が乳房から顔を上げて身体を起こすと、
雪子が穿いているセミタイトのスカートを、
下肢から引き抜くようにして脱がしていった。

それにあらがって逃げ出さなくてはと思いながらも、身体をわずかににじらすこともできない。
男の発する瘴気(しょうき)にあてられ、四肢が硬直して思うように動かせないのだった。

そんな状態だから、
パンストも、
パンティもわけなく引き下ろされて、
陰部があらわにされていた。


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