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官能の城
【女性向け 官能小説】

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官能の城(4)-3

街は賑やかで活気がありました、
リチャードは初めて城を抜け出して見るこの街の光景が珍しく
暫くは見入っていました。


同じような年頃のそんなリチャードを見て
可笑しそうに笑っているジョゼフでした。


そのうちに何処か彼方の方から騒がしい喧噪が聞こえてくるのです
二人は何事が起きたのかと思いながら
その音のする方向に向かっていました。


二人がそこに近づくと、
一人の男が何やら叫んでいる様子なのです、
どうやらその男は何処かの屋敷の下僕のようなのです。


その男の言うことを聞いてみると、
最近やたらに多く出没している強盗団が、彼の従事する屋敷に現れ、
荒らされているのですぐに助けて欲しいと、
兵士達に頼んでいる様子なのです。


しかしその強盗団は、悪名があり、皆から恐れられていました、
その強盗団は金持ちや貴族などを狙い
金品を強奪するだけでなく
婦女子を見れば、その華麗な服を剥がして取り去るばかりか、
その婦女子を弄び、犯し、凌辱していくというのです。


下手に手向かうと殺されたり怪我をさせられたりするので、
さすがの兵士達も、その対応には手を拱いている様子なのです。


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