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恋人に捧げる舞子の物語
【SM 官能小説】

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恋人に捧げる舞子の物語(黎明編)(その1)-3

マゾの男は、踵の高い黒いハイヒールを履いた女の脚を好み、まるで宝物に触れるように、その
脚に舌を突き出す。男の体を虫けらのように踏みにじるハイヒールこそ、男を支配する女の象徴
なのだ。
そして床に鳴るハイヒールの硬質の音にさえ、そのペ○スは卑猥に反応し、堅さを増していく。
そんなことを初めて知ったのもあの頃だった。
蒼い翳りのある背中を丸め、全裸の義父は、椅子に腰を降ろしたあなたの前に跪き、後ろ手に縛
られた上半身をくねらすように床に這い蹲った。ハイヒールの先端に慈愛に満ちた接吻し、黒い
ストッキングに包まれたあなたのふくらはぎに甘い頬ずりをする。その彼の唇に、股間の陰毛が
じわりを濡れる密かな快感を、あのころあなたは初めて感じたのだった…。

義父は、あなたに黒い下着をつけることを欲した。黒いキャミソール、黒いショーツ…、そして
黒いガーターとストッキング…黒いエナメルのハイヒール…マゾ男は、女をSの対象とするとき、
黒を求める。
まだ若かったあの頃のあなたの弾けるような白い肌を包む黒い刺青のような下着の刺繍が、あな
たの肌をより淫らにしていたのかもしれない…いや、もしかしたらあなた自身があの頃から、男
に嗅がす妖しい蜜汁を陰部から垂れ流すことができたのかもしれない。
そして義父はあなたの太腿を愛撫し、薄いショーツに包まれた秘丘の籠もった淫臭を嗅ぐように
顔を埋めるのだった。
 

 …あっ…うっー…

苦しげに肩で息をする義父が欲するままに、あなたはその肉幹を脚先で執拗に捏ねる。そして
黒光りのするハイヒールでそれを踏みつけると、彼は欲情にまみれたようにむくむくとペ○スを
強ばらせる。


 そして、あなたは義父が求めるままに初めて鞭を握った。

褪せた黒革の乗馬鞭だった。その鞭のチップと呼ばれるヘラのような先端で、あなたは跪いた義
父の頬と首筋をなぞり、その小粒の豆のような桜色の乳首を擦る。後ろ手に縛られた義父はその
行為だけで悩ましくその体をくねらせ、嗚咽を洩らした。
喘ぎながらも、その鞭の先端で肌をなぞられる快感に浸る男の体液ほど、女の濃い性欲を強く
そそるものだということに、あなたは初めて気がついた。

女がSになる瞬間とはこういうときかもしれない…。あなたはそんなことを感じながら、しだい
に鞭で義父の肌をなぞりあげることに嗜虐心を昂ぶらせていく。


 …早く…欲しい…


咽喉を鳴らし、鞭の痛みを欲しがる男を焦らすには、この乗馬鞭の先端ほど適したものはない。
沸々と煮えたぎるように堅く勃起したペ○スの剥けた亀裂を、鞭の先端のヘラで擦りあげ、その
縮み込んだ陰嚢を厭らしく小突くのだ。

そして高々と突き出した義父の白い尻肌に、その先端を這わせるように撫であげながら、あなた
は鞭を振り上げた…。

 ビシッ… 

鞭に伝わる男の弾力のある肉肌の感触…数回の鞭打ちで赤い斑の鞭痕が浮き上がる…そのしなる
鞭と肉の快感を、あなたはあのころ感じすぎるほどに得ていたことは間違いなかった。

鞭の痛みがもたらす肉体の快感がどんなものか、あの頃のあなたが知るはずもない。
激痛に喘ぐ義父の悲鳴こそ、あなたに心地よい疼きを確かにもたらしたのだった。そしてあなた
は、痛みに耐えた義父にご褒美として聖水を与えるのだ。あなたの放出する排尿に悦んで口を開
く義父…その体を嬲ることで発情したようにペ○スを勃起させ、あなたを求めてくる義父の姿が
あなたの性の快感になっていったのだ。


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