西畑自己満ラジオⅩⅢ-3
畑 「さっきは私からだったんで、次は森さんの番ですよ。はい、あ～ん」
森 「んぐぅん～ あ～～ あぁぁあぁあ！！」
畑 「大丈夫ですか！？ そんな、私はお肉の所をよけて汁だけ食べさせてあげましたよね？ なんで、そのあからかにコリコリしてそうな部位を あ あ～ん んー んー んん！！」
森 「これは、ダメだ。動物園のにおいが食べた瞬間に鼻に突き抜けてくるよぉおぉ(ToT)」
畑 「モツはもっとダメですよ。コリコリを噛むたんびに、においが襲ってきます」
森 「しかも、これまだまだ量が残ってるし」
畑 「じゃあ、とりあえず最後の料理ももってきてもらいますか？ 山羊汁はちょっと間をおかないと吐いちゃうかもしれないんで」
森 「最後って、チーイリチーとかいうやつだよね。それってどんな料理なの？」
畑 「資料によると、来るまで秘密、ヒントは山羊料理のチャンピオン って、書いてますね」
森 「チャンピオンってことは、山羊汁なんて目じゃないぐらいの強烈なのを覚悟しないと」
畑 「きましたよ」
森 「なんだろう、私の鼻がバカになってきたのか、においはそんなに強くないよね」
畑 「たぶん気のせいだと思いますよ」
森 「じゃあ、由紀ちゃんあ～んして」
畑 「いやいや、森さんこそ」
森 「じゃあ、同時に」
畑 「そうですね」
森 「じゃあ、相手の口にいれてあげる感じで行こう。自分で食べる勇気がないから」
畑 「そうしましょう」
森 「じゃあ、一斉ので」
畑・森 「あ～ん」
畑 「ぶっぐふ！！」
森 「んぐんふぐんん！！」
畑 「の、のみこめない」
森 「き、きつすぎ」
畑 「ん～ふ」
森 「ダメだ、もう息がくさい」
畑 「えっと、チーイリチーは…… ヤギの血でヤギのお肉やモツを炒めたもの…… らしいです」
森 「血？ 血！？」
畑 「……はい」
森 「ムリムリムリムリ！！ もうムリ、こんなの」
畑 「地元の人でも、ほとんどの人が食べられないそうです」
森 「そんなもん食わすな！！」
畑 「そうですよ！！ あ、もう、喋ったら喋るだけにおいが……」
森 「由紀ちゃん……」
畑 「はい……」
森 「せーの」
畑・森 「ギブアップでお願いします！！」
西 「では結果発表～」
森 「西さん鼻をつままないでくださいよ」
畑 「そうですよ」
西 「だってねぇ？」
恵 「そうねぇ」
森 「恵さんまでΣ(Ｔ▽Ｔ;)グワーン」
畑 「くさいのは私達も一緒なんですからね。どっちかといえば、鼻をつまんでもまだくさい私達のほうがつらいんですから」
西 「君達はなんでも、ギブアップしたそうだね」
畑 「しましたよ」
森 「あんなの、ヤギのゲロですよ」
恵 「私達はぁ、美味しかったわよぉ、アグー豚ってねぇ」
森 「あぁぁあぁあ！！ 聞こえない聞こえない」
畑 「たぶん私達泣いちゃうんで言わないでください」
恵 「ごめんねぇ」
西 「まあ、勝負的には俺達の勝ちだけど、二人とも頑張って食べたから、高級スパは二人に譲るよ」
畑 「え！？」
森 「本当に！？」
西 「ああ、はやくなんかアロマオイル的なのを塗ってもらいなさい」
森 「それって、私達がヤギくさいからですか！！」
畑 「え！？ ヒドい」