投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

恋人に捧げる舞子の物語
【SM 官能小説】

恋人に捧げる舞子の物語の最初へ 恋人に捧げる舞子の物語 6 恋人に捧げる舞子の物語 8 恋人に捧げる舞子の物語の最後へ

恋人に捧げる舞子の物語(驟雨編)(その2)-1

あなたは、いつからMになったのか…

卑猥な笑みを湛えながら、男は鶏の嘴のような浣腸器の先端であなたの白い尻をゆっくり撫でる。
その氷のようなガラスの冷たさに、あなたは臀肉をぶるりと震わせた。その肉惑的な白い双臀の
妖しい深い翳りが、喘ぐようにその嘴管を求めている…。

海老のように体を曲げ、天井から鎖で吊られた光沢のある熟れたあなたの体…
むっちりとした白い腿、そして細い手足首を束ねるように縛られたしなやかな両腕と両脚が、
天井に向かって、痛々しく伸びきっていた。
首を垂れ、白い咽喉を仰け反らせた体は、腋下から蒼い窪みのある脇腹にかけて滑らかな線を
描いていた。

男は溶液をたっぷり含んだ浣腸器の太い嘴管を、あなたの湿った双臀の深い翳りに近づける。
そのガラスの尖った嘴管の先で、臀部の深い切れ目の奥の蕾を嗅ぐようにまさぐる。
一瞬、背筋に悪寒が走ったとき、あなたは咽喉を鳴らし唾液を呑み込む。その嘴管は、あなた
の双臀の妖しい割れ目を掻き分け、少しずつ潜り込んでいくのだ。

「あっ、あっ…」

微かな嗚咽を洩らすあなたは、突き出した豊かな臀部を苦しげによじらせ、そのガラスの先端
が菊芽に達するのを避けようとする。

「いやっ…いやよ…」

尻芽の肉がわずかに収縮し、そのガラスの先端を拒もうとするが、冷たい嘴はあなたの肛門の
すぼまりに芋虫のようにもぐり込む。そしてゆっくりとあなたの中に忍び込んでくるのだ。
その嗜虐に充ちた冷たさが下腹部を襲い、肛門の肉縁がぶるぶる震える。透明な嘴管の先を
尻穴で咥えたあなたの中が、しだいに熱を持ち始める。ガラスの先端が蕾の内側の粘膜を小突
きながら、ときに強くその粘膜を刺激するのだ。

薄笑いを浮かべた男は、あなたの艶めいた尻壺の窪みを味わい尽くすように、そのガラスの先端
で菊芽を執拗にまさぐり、捏ねるようにほぐすのだった。

「おっ、お願い…許して…」


眩暈のするような甘美な被虐感が、あなたは欲しかったのだ…

それは遠い旅路から、あなた自身の懐かしい海に帰り着いたような煌びやかな性の疼き…。
脱ぎ捨てることのできない仮面を、自分の素顔だと思い続けた心と体を引きずり、やっとたどり
着いたあなたの海…その海を眺めながらあなたは茫然と佇む。

あなたの性器の中で、岩を噛む怒濤の波飛沫が舞い上がる…。

岩場に鎖で痛々しく縛られたあなたの成熟しきった裸身は、あの激しい波飛沫で鞭のように肌を
叩かれる。そして苦しげに喘ぎながら、海霊に呑み込まれるように奈落の深海の底に堕ちていく。
鎖が絡みついたあなたの肌に群がる奇怪な深海魚…その乳房に牙が刺さり、陰部の肉を深くえぐ
られる。
体全体がふわりとした虚脱感に包まれたときに訪れる肉の痛みを、自分自身の澄みきった快感と
していくあなた…。


いや…あなたは、もっと激しく苛まれることを望んでいた…。


恋人に捧げる舞子の物語の最初へ 恋人に捧げる舞子の物語 6 恋人に捧げる舞子の物語 8 恋人に捧げる舞子の物語の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前