「午後の人妻 童貞嫐りF」-1
第7回 童貞美少年に性愛技を施す
翌日の午後1時。
健哉は約束とおりに、駅前ロータリーのモニュメントの下に現れた。
彼はどこで着替えてきたのか、
制服姿ではなく、
トレーナーとジーンズの、
カジュアルな服装になっていた。
その恰好なら、
どこにでも連れていけそうである。
自分より16歳も年上の愛田由子(あいだ・よしこ)が、万引きの罪を許してくれるのと引き換えに、どんなことを求めてくるのか。
彼は皆目見当もつかないという、不安な表情をしていた。
その翳(かげ)りのある憂愁を含んだ表情も、美少年には似合って美しい。
このあとしばらくすれば、
彼を裸に剥きあげ、
性的に蹂躪(じゅうりん)しながら、
筆をおろしてやる。
それを思うと、
由子の胸は妖しくザワめき、
高鳴るのだった。
それに股間のほうもキュンとなって、
ジットリと湿潤していた。
ホテルに入る前に、ふたりで駅前のショッピングモールをウインドーショッピングしながら散策し、おしゃれなカフェでお茶をしたりした。
健哉と恋人ムードのデートをしていると、彼の美貌に視線を送ってくる女性の多いのに気づいた。
由子には何とも快い視線で、優越感が擽(くすぐ)られるのだった。
カフェでお茶をしているとき、由子は健哉の耳元に顔を寄せて囁いた。
「ね、
このあとホテルに行こうと思うんだけど、
つき合ってくれるわよね」
途端に美少年の顔が朱に染まっていき、
首の後ろまで赤くなっていくのを、
由子は見逃さなかった。
この少年も童貞にちがいない。
そう確信するのに十分な仕草である。
彼は顔面を朱に染めてモジモジするばかりで、由子の問いに返事をしなかった。
彼女はさらに顔を寄せて、
「今日のあなたは、私の命令に逆らえないのよ。
それを覚えておいてちょうだい。
いいわね?」
と念を押した。
健哉が微妙な表情を浮かべて、かすかにうなづいた。
あながち迷惑そうな表情でもないようだ。
戸惑いとも、
羞恥とも、
困惑ともいえない、
微妙な反応をする、
美少年は美しかった。
それから彼は由子の胸元に、視線を落としてきた。
ホテルに行くといわれて、彼女を急に女として意識したようだった。
ブラウン色のワンピースの胸元が、
乳房の膨らみをみせている。