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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐りF」-2

そこに注がれる美少年の視線。
着衣越しの視線なのに、
ふたつの乳房の奥が、
ポッと熱でももったように熱くなった。
乳首がしこりながら尖り勃ってもいく。

少年のほうも身体をモゾモゾさせて、座り直したりしている。
ズボンの中でペニスが勃起していたのかもしれない。

「それじゃあ、行きましょう」

由子は少年の腕を取りながら立ち上がった。


ふたりが向かったのは、駅前の一等地に建つYホテルである。

そのホテルは全国展開されているビジネスホテルのチェーンだったが、田舎のこの町ではもう少し格上のシティホテルのような感覚で捉えられていた。

だから、この町でYホテルを利用する人は、多少なりともステータスを感じているようであった。

そんなホテルを由子は健哉を連れて、
ラブホテル代わりに利用しようというのである。
そんな大胆なことができるのかどうか……。

いや、心配には及ばない。
Yホテルには日中の時間帯に、部屋を時間貸しするシステムが用意されているのだ。

表向きはビジネスマンのためのタイムレンタルということになっているが、昼日中にビジネスマンが利用しようはずもない。
利用するのは、もっぱらわけありの男女カップルなのである。


Yホテルといえども、この不況下で格式に胡座をかいているわけにはいかず、背に腹は代えられないというところなのだ。

由子は健哉をを伴って、
ホテルの建物の裏にある、
駐車場入り口から入った。
このホテルのタイムレンタルを利用する男女カップルは、
この入り口から入るのが習わしだ。

それで地階のエレベーターホールまで行き、
そこにある待ち合い用の小部屋に健哉を待たせて、
由子がひとりで1階のフロントまで行ってチェックインをした。

いくら私服だからとはいえ、高校生の健哉を連れてチェックインするわけにはいかないからである。
普通の男女カップルであったら女性のほうが地階で待って、男性がチェックインをすることになるだろう。

チェックインを終えた由子は、また地階に戻り、健哉とエレベーター前に立った。
じつは、このホテルのエレベーターには1階から3階までをノンストップで通過して、地階と4階以上の客室フロアを、直接結んでいるエレベーターが1基用意されているのだ。

つまり、人目を忍ぶ男女カップルのために、その1基だけは人の出入りの多いフロントや、レストラン、結婚式場、宴会場、会議室などが集中する
1階から3階フロアを通過させてしまうのだ。まあ、ホテル側の粋な配慮
といったところである。


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