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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐りF」-9

改めて見る雄渾(ゆうこん)なペニスは、
亀頭がヌラヌラに濡れそぼっている。
すでに幾度も先走りの汁が滲み出て、
そこを濡れぬれにしているようだ。

由子はそれに手を添えると、
その亀頭をカポッとばかりに咥え込んだ。

「ああっ。
いきなり、そんな……」

童貞少年がうろたえ気味の声をあげて、顔を仰け反らせる。

知識としてだけ知っていたフェラチオが、いきなりはじめられたのだから、うろたえ動揺するのも無理なかった。

由子は少年の動揺をよそに、はち切れそうに膨らんでいる亀頭を、唇でしごくようにしていく。

いっぱいに漲った亀頭はプリプリとして、
熟したホオズキの実を思わせた。
それを上下の唇に挟んで、
しごくようにして弾いてやると、
口の外にプルッ、プルッと跳ね出るのだった。

そうしながら、これは罰なのだ。
万引きをした少年への罰なのだから、いきなりだろうが、破廉恥なことだろうが、私の思惑とおりに進めるんだと自らに言い聞かせていた。

由子には慣れたフェラチオ行為であっても、
いきなり女性の唇にペニスを咥え込まれて、
それがやわやわとしごかれていく感触に、
童貞少年にとっては動転し混乱すること、
このうえない状況であったろう。

そして、童貞ペニスはたちまち沸点を超えていたようだ。



「ああっ。
もうダメだっ!」

その声とともに美形の顔が醜いまでに歪み、両脚が突っ張り伸びた。

それに合わせて腰が浮き、
ペニスがグンと口中の奥に突き入る。
間髪を入れずにペニスから、
ドロリとした粘液が迸って、
喉の奥に激しく打ちつけてきた。
それからなおも樹液はドクドクと放たれて、
口中がいっぱいに満たされていく。

少年は上気した顔を、
茹(ゆ)でタコのように紅潮させ、
息も絶えだえといった様子である。
その胸と腰が時々悩ましくくねっている。

彼もフェラチオのことは知っていたが、
実際に生身の女性に施されて、
想像していた以上の快感に、
官能が疼きあがってしまったようだ。

由子は口中を少年の青臭い精液でいっぱいにしながら、
なおも亀頭にねぶりついてチュルチュルと吸いたてた。
最後の1滴まで吸い尽くそうとしているかのようだった。

それからペニスを吐き出し、顔を上げて美少年を見た。
彼と顔を見合わせたまま、ズルズルと樹液を啜る音をさせた。
そして、ゴクゴクと喉を鳴らしながら、胃の腑(ふ)に嚥下(えんか)していった。

それを見て、少年が美形の顔を引きつらせた。
樹液を嚥下するなど気色悪くて、自分にはとてもできそうにない。

それを由子はさもうまそうな表情をして、嚥み下しているのだ。
彼の心に懼れにも似た感情が湧いているように見えた。


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