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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐りF」-8

ふいに強い力で、
乱暴に抱き締められた。
乳房が彼の胸板に押しつけられて、
扁平に圧しひしゃげる。
同時に彼の堅々となったペニスが、
彼女の下腹に押しつけられ陰毛の叢に埋められた。

「あん」「ううっ」

ふたりが同時に声をあげた。


すかさず、少年の唇が重ねられ、ブチューッとばかり吸いたてられた。
すごい吸引力で吸いたて、いっしょに身体を抱き締める腕にもギュ?、
ギュ?と力が加えられてくる。

由子は身体を捻ってあらがった。

「や、やめて。
そんな力ずくではダメよ。
キスにもムードが必要なの。
私が教えてあげるから、
あなたは力を抜きなさい」

健哉がしゃちほこ張らせた全身の力を抜き、代わって由子のほうから抱き締めていった。

彼の顔に彼女の顔が寄せられ、
唇がそっと触れ合う。
それがやさしく吸いたてられ、
いくつも啄(つい)ばむようにもされていく。

そうしながら彼の背にまわした両手で、その背面を軽く撫であげてやる。
彼の胸板に押しつけて、ひしゃげている乳房を這い動かすようにもした。

やさしく吸いたてている唇を、
しだいに頬をすぼめながら濃厚な吸いたてにしていく。
ついでに舌で少年の唇を割ると、
口中にくじ入れてもいった。

ふたつの舌が絡み合い、
軟体動物のようにくねり合った。
重なり合う唇が、
なおも吸いたてられていく。

少年と触れ合う由子の肌が、火照って艶(なま)めき、昂ぶり、のぼせていくようだった。

しかし、それ以上に少年を襲う昂ぶりのほうが、大きくて激烈なようである。
何しろ生まれて初めて、女性と肌を触れ合わせ、唇を重ね合わせているのだ。

由子は自分の下腹に押しあてられているペニスが、
ドクッ、ドクッと脈打ちながら、
時々ブルブルッ、ブルブルッと、
身を衝き震わせているのを感じていた。
その震えがしだいに大きく強くなってくる。

「ああっ、もうダメだっ」

少年が両手で押し退けるようにして、彼女の身体から離れた。

ペニスを衝き上げる射精感が限界近くまで達したようで、股間を両手でギュッと押さえ込んでいる。

「もうガマンできなくなったのね。
じゃあ、そのベッドに腰掛けてごらんなさい。
私が楽にしてあげる。
楽にしてあげるけど、できるだけ出すのはガマンするのよ」

由子はそんなふうに言いながら、彼の腕を取ってベッドに導くと、その縁のところにかけさせた。

それで自分はその前に膝立ちの恰好になって腰を下ろすと、股間を押さえ込んでいる彼の両手を外させた。


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