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俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

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俺のM女調教日記(10)-1



佐恵子を慕う若い看護婦は、名前を真央と言うらしい。
まだ二十代半ばの若い女のようだが、
俺が一度病院で見かけた女で、俺がメモを渡した女だった。
その時の印象では、プチプチとした元気な若い女だった。
佐恵子に言わせると仲が良く、素直で大人しい子だという。

佐恵子が、真央を誘ったのは俺の命令だった。
しかし、俺がその女を指定したわけではない。
佐恵子が、その女以外に見当たらないと言うからだ。

その女には、俺と佐恵子が最近付き合っていることを
佐恵子から前もって少し教えさせておいた。
若い女に、俺がいるという先入観を入れさせ、驚かせない為だ。
そうしないと、いきなり佐恵子の調教されているところを見せて、
拒否反応を起こされても、つまらないからだ。

しかし、さすがに佐恵子はその女に、俺と佐恵子が
「ご主人様と奴隷」との関係があるとは言えなかったようだ。
佐恵子は、俺の申し出を断ることは出来たはずだった、
しかし、それをしなかった。いや出来なかったからだ。

断れば、佐恵子の生き甲斐でもある
(俺にもう可愛がってもらえない)という思いがあったからだろう。
それほどに、佐恵子は俺に溺れていた。

しかし、俺は佐恵子から、調教以外の一切の奉仕を受けていない。
俺が求めているものは、俺が調教したい女がいればそれだけでいい。
金も施しも、一切俺には無用だ。
今までに俺が調教した女は全てそうだった。
それが俺の信念だからだ。

当日その女は、俺が佐恵子のマンションに来ることは知っている。
しかし、佐恵子がそこで調教されることは知らない。
佐恵子には巧みに、その女に俺を紹介したいということだけ
言わせておいた。

その女がここに来ると言うことは、
結果的には、その女も佐恵子と同じようになる可能性がある、
と言うことだ、
しかし、そうするとは佐恵子には言っていない。
言葉に出さなくてもわかるからだ。

俺は、その女が少し(Mっけがある)ということしか知らない。
俺と佐恵子との行為をみて、逃げ出すかも知れない。
驚き腰を抜かすかも知れない。それでも良い。
それが普通だろう、だが佐恵子が選んだ女だ。
その女がどう反応するかが、俺は興味がある。

佐恵子のマンションの部屋は、エレベーターで上がり、
上層階にあった。
佐恵子とエレベーターに乗るとき、
若い母親と、小さな娘が一緒に乗り込んできた。

佐恵子は顔を合わせないように下をうつむいていたが、
その可愛い女の子が俺の顔を見て、にこにこしていたので、
思わず俺は「こんにちは」と言うと、娘はにこりと微笑み、
同じように「こんにちは」と言った。

その母親は、それにどう対応して良いのか困惑した様子だが、
恥ずかしそうに俺に頭を下げた。
俺は、その母親が俺たちをどう感じたのか、少し興味を持った。
その親子ずれは、他の階で降りると佐恵子はほっとしたようだ。
その母親は、俺たちを見て、何かを感じたのかもしれない。




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