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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐りD」-3

舌をレロレロと動かしながら、それをうなじから耳朶へと這い昇らせる。
右側を終えると左側に移り、そしてまた右側にと律儀に交互に愛撫していくのだった。

少年はただ単調に、舌をレロレロさせて這わすだけであった。
もう少し工夫して唇を押しつけて吸いたてたり、耳朶に歯を立てて齧(かじ)りついたりと変化させてほしいところだ。

しかし、何といっても今日初めて経験をする少年である。
あまりあれこれ注文を出して感興を削ぐより、
その拙い愛撫に身をまかせて、
ムードを愉しんだほうがいいと判断した。

「……あ……
ふっ……
あふっ……
ああ……」

しだいに由子の口から、甘い吐息とともに官能的な声が洩れ出るようになっていた。

彼女はうなじから耳朶を愛撫されるのが好きであった。
由子の女の部分がしだいにたゆんでいき、
声が洩れ出るとともに股間が潤んでいく。
その感じが好きなのであった。

自分が施している愛撫に、由子が声を出して反応することで、亨も元気を得て勢いづいていった。

由子はその少年の手を取って、
自分の乳房に導いた。
お椀を伏せたような形のいい乳房に手ががぶさり、
ゆっくりと揉みしだかれていく。

「ああ……
い、いい……
いいわよ。
気持ちいいわ」

決して上手な揉みしだき方とはいえなかったが、由子は励ますように声を出した。

彼の舌がうなじから耳朶を這い、
乳房が揉みしだかれていった。
時々、
揉みたてる手に力が入りすぎて、
ギュッと絞るようにされ、
乳房に痛みが走ることがある。

それもまた童貞少年が初めてする愛撫の愛嬌くらいに思うようにした。

そして、自分の女が少しずつくつろ緩んで、
身体が熱くなっていくのを感じた。
股間の潤みも増している。

「もう、うなじのほうはいいわ。
こんどはおチチのほうを、お口で愛撫して」

由子はそう促がした。
放っておくと、彼はいつまでも同じことをつづけていそうだった。



亨が身体をずり下げて、
由子の右の乳房にしゃぶりついてきた。

その頂に載る桜色をした乳首に、
舌が絡められ捏ねまわされていった。

「舌先で“の”の字をかくような要領でして……
乳首はそうされると気持ちいいの」

そう教えてやると、亨の舌が乳首に絡まりながら、“の”の字を書きはじめた。


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