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「午後の人妻 童貞嫐り」
【熟女/人妻 官能小説】

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「午後の人妻 童貞嫐りB」-2

それにたいしてコンビニでは多いときでも3人、時間帯やシフトの都合によってはふたり勤務ということもある。
それだけの人員で、店の全体を切り盛りしなければならないのだ。

スーパーのレジ係は1日中レジを打っていればいいが、コンビニでのレジ打ちは数ある業務のひとつにすぎない。
ほかにも品出し、商品棚の整頓、コピーやプリンターの給紙、店内清掃、それにゴミ出しまでが、店員の業務になる。

カウンター業務もレジ打ちばかりでなく、
公共料金の受納はじめ、
宅配便の受付け、
映画やイベントのチケット取扱い、
CDやゲームソフトの予約受付け、
旅行代金の収受までしなければならないのだ。

だから、スーパーのように持ち場の落ち度をなくすような、消極的な守勢でいては仕事にならなかった。

コンビニでは常につぎを予測して、先まわりする積極性が求められた。
つまり、攻めの姿勢が大切なのである。

由子は初めのうち、そのちがいに戸惑うことも多かった。
だが、元来機転は利くほうで、4、5日もすると要領を掴んでいた。

それで先輩店員の指示を待たなくても、自分から動けるようになっていた。
10日もすると店内の業務は、ひと通りはマスターしてしまった。

「愛田さんはなかなか飲み込みが早くて、身体もよく動きますね。
これなら若い子と組んでも、もうだいじょうぶそうですね」

ある日、オーナー主人からそう言われた。

それで由子にも合点がいった。


それまでの彼女は試用採用のような状態で、オーナーは彼女をベテラン店員と組ませて、その働きぶりをチェックしていたのである。

それで由子が仕事に慣れるまで、
高校生の男の子と組ませるのを、
見合わせていたことが分かった。

その2、3日後から、由子も高校生の男の子とシフトを組むようになった。

彼は名前を亨といい、この前オナニーシーンを見せてくれた邦彦と同じ高校2年生の16歳であった。

その亨は、
いわゆるイケメンのタイプではなかったが、
眼光の鋭い精悍(せいかん)な顔立ちをしていた。
その精悍な顔立ちを、
破顔させて一笑したときにこぼれる、
白い歯が魅力的だった。

彼は同じ歳の仲間うちでは、快活で剽軽(ひょうきん)な若者だったようだが、オーナーや大人の店員の前では、口数の少ないおとなしい少年になっていた。

その亨の雰囲気と様子から、由子は童貞にちがいないと睨(にら)んだ。

ある女性雑誌によると、最近の高校生は女子の非処女率がウナギ登りに上昇しているのにたいし、男子の非童貞率は著しく下降しているのだそうだ。
つまり、男子高校生の大半は、童貞の可能性が高いということになる。

そんなわけで由子もようやくにして、高校生の男の子とシフトを組んで働くようになった。

普段は3人でシフトを組むことが多かったが、
ときには亨とふたりだけで組むこともあった。


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