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肥大症
【SF 官能小説】

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肥大症-2

「んん、あはああああ! ま、また!」

何度目かのアクメを迎えた瞬間に電車が止まり、ドアが開いた。人の波がドッと優子達を押し出す。

意識を飛ばした優子を、何人もの痴漢が支えて電車を降りる。外れかけたブラと制服が、あっという間に元に戻されるた。

「痛い!」

クリ○リスを強く摘まれて優子が意識を取り戻した。

「私のカバン?」

一人の痴漢が優子のカバンを差し出す。

「あ、ありがとう。」

優子がお礼を言うと痴漢たちはサッと立ち去っていった。
気が付くと、ヌルヌルだった股間も誰かがハンカチで拭いてくれたようだった。
立ち去る痴漢達の背中を見ながら、優子は昨日のことを思い出していた。

昨日は、女性専用列車に乗ったのだ。電車に乗りしばらくすると、震えるような快感が優子を襲ってきた。電車の動きで体が揺れると、大陰唇がくにゅりくにゅりとクリ○リスを挟みつけ、堪らない刺激が湧き上がってくるのだ。優子は必死で耐えたが、どうしても吐息が漏れてしまう。そうすると中年の女性を中心に何人もの女性が容赦なく軽蔑する視線を送ってきた。

肥大症の発症者は女性の10〜20%で発症しない女性も多くいた。発症経験の無い女性の中には、淫乱病などとして忌み嫌う女性も多かった。

気が付いた何人かの女性が、いやな視線を遮るように優子を取り囲み、優しく声を掛けてきた。その女性たちはレズビアンのグループだった。女性たちは優子をもてあそびながら、レズビアンのグループへ勧誘し、連絡先を教えるように強く迫ってきた。
女性に興味のない優子がそれを拒否すると女性たちは豹変した。

それは耐え難い屈辱だった。病気を理解してくれると思っていた女性にその病気を利用され、信じられないほど酷い仕打ちを受けたのだ。

女性たちは優子の下半身から衣服を奪い、脚を大きく開いて押さえつけると、むき出しになった肥大したクリ○リスを他の女性達にさらした。そして優子は、肥大したクリ○リスに軽蔑した視線を浴ながら、それをいじられ、もだえ、声を上げながら何度もアクメに達する姿をさらし者にされたのだ。

もう二度と女性専用列車に乗るまいと誓っていた。そして今日の痴漢たちがとても紳士に思えていた。

優子は学園に向かう通学路を歩きながら少し幸せな気分になっていた。クリ○リスの疼きも、溢れる愛液のことも今は気にならなかった。この病気が治るまで、玩具にされるのは仕方ないことかもしれない。それならば明日も同じ時間の同じ車両に乗ろう。

そう思うと、優しい痴漢たちの顔が浮かんできた。

明日が待ち遠しかった。


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