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言ってくれなきゃ
【青春 恋愛小説】

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言ってみたけど-2

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『んんっ ここ…俺の部屋…なんで…って夕!?』


 カチャ


{やぁっと起きたか このどアホ}

『姉貴!??』

{あんた昼に倒れてたまたま仕事休みやったあたしが迎えに行ってやったの  感謝しぃや}

『すいません…』

{夕ちゃんは自主早退でずっとあんたに付きっきりで看病してくれてたんよ お礼言っときや}

『夕…』

{で、なんで39度の熱出してまで学校行くかな あんたは}

『いや… だって危ないやろ 帰りこいつ1人じゃ』

{お熱いこった そうゆうのは本人に言ってやんな 夕ちゃん起きたら家送るから呼んで}

『あ、うん ありがとな』


ガチャン


暁は自然と夕の頭を撫でていた


『ありがとな

 …その寝顔誰にも見せたらあかんで

 可愛い髪型俺のためにセットしてるってホンマなん? 死ぬほど嬉しいねんけど

 気の利いたこと言えんでごめんな

 口下手でごめんな

 でもホンマに好きやから

 不安にさせとると思うけどお前おらんかったら死んでまうくらい好きやで

 絶対手放さへんから…』


 ガパッ


「途中で起きちゃってたりして…

嬉しくて死にそうや」


 チュッ

「あたしも好き!!」



『………』

「暁ー?」

『お、俺もう一生お前の顔見れんかも』

「可愛いー」



それから1時間ほどもの間暁は顔をあげれなかった 笑


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