想いのいきつく果て-8
「すきやで・・」
それが合図かのごとく何度もキスをする。しのの舌が私の軽く開いた唇の中に入ってくる。
甘くとろけるようなキスに思わず吐息がもれた。
「・・はぁ・・・」
「紘子・・キスだけで感じるんや?」耳元で甘く囁く。
またしのの舌が入ってくる。私も自然と舌を絡めて応える。
「もう我慢できひん。」
そう言うとしのは車を走らせ近くのホテルに入った。
部屋に入るとすぐに後ろから抱き締められ、キスが降ってきた。
うなじに、頬に、耳に、次から次へとキスはやまない。
今まで会えなかった心の隙間を埋めるように、何度も何度も。
「はぁ・・・ん・・しの・・・」
「ん?どしたん?」
答えながらもキスは続く。「・・・あ・・・お願い・キスだけじゃ・・いや」
「どうして欲しい?言うてくれたらちゃんとしてあげるし」
甘い声で囁く。
もう下の方がどんどん溢れてくるのが自分でもわかる。
「はぁ・・・ちゃんと触って欲しいの・・」
「どこを?」
「・・・あん・・意地悪・・・」
「紘子めっちゃやらしい顔やで。ちゃんとおねだりしてみ」
もう恥ずかしさより気持ちいい気持ちのほうが勝る。
「あん・・お願いだからおっぱいもクリも・・・」
しのはフッと笑い、私の頭をなでる。
耳たぶに口付けすると
「よしよし、ええ子や」と囁いた。
しのはシャツのボタンを一つずつ開けながら私の顔をみつめる。
「紘子・・・」
胸を優しく触られ、乳首をなめられた瞬間、電流が走った。
「ああぁん・・・はぁん・・・」
「紘子、感度よすぎ・・・もっと鳴いて・・声聞かせて」
しのの手が、口が激しさを増す。甘く噛まれたり吸われたり・・・
「はぁ・・しの・・くん・・お願い・・下も触って・・・」
しのはふと顔をあげた。
「・・・紘子にしのくんて呼ばれるのもええな。めっちゃ可愛い。」
そう言いながらスカートの中に手を入れた。
「あっ・・・はぁぁん・・・いい・・」
「めっちゃ濡れてるで。やらしいな紘子は。」
「だって・・・あ・・・しのくんが・・・あっ・・」
部屋には卑猥な音が響いてる。
「・・紘子・・・俺も限界や・・入れるで」
「はぁぁ・・・あ・・私も」
しのは私の顔をじっと見つめながら先の方を出し入れする。
「あぁ・・・お願い・・早く欲しい・・」
「ほんとエロいな・・紘子・・すきやで。」
そう言ったと同時にしのが思い切り突いてきた。