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想いのいきつく果て
【女性向け 官能小説】

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想いのいきつく果て-1

1。

「はあ〜、眠い・・」
接待ゴルフに行く旦那を送りだし、一言呟く。
季節は2月、窓の外はまだ月が出ている。

「もう一眠りしようかな」
紘子はベッドに戻って布団をかけた。

普段あまり家にいない旦那、淋しくないといったら嘘になる。

最近はまっている携帯小説でも読みながら寝ようか。
ふと別のサイトが目に入った。
何の気なしにクリック、
チャットか・・・
顔もわからないし、淋しいの紛れるかもしれない。

『さみしい。既婚者。』

伝言板とやらに一言書いてみた。

人妻ってこういうとこではある意味もてるのだろうか、早朝にもかかわらず次から次へと返事がくる。

『奥さん欲求不満なの?あそぼーよ』
『旦那いないならHでもどう?』
このての返事ばかり・・・
「はあ〜こんなんばっか・・・ん?」
そんな中、ひとつの返事が目にとまった。

『24やけど話せえへん?』
関西人か。
24て、私より10も下じゃん、話あうかな。
まあいっか。

24の子に『宜しく』って返事した。


彼は『しの』と名乗った。

女の子みたいな名前だと思ったけど、どおせここだけだし、きっと偽名だろな。
話すうちに10も年が離れているのを忘れた。
年を聞かれ、思わず『29』って言ってしまった自分がいた。
なんとなく彼と同じ20代でいたかった、楽しかったから。
会うことないし、まあいっか、軽い気持ちで。

はじめはチャットだったが非通知でもいいから電話してと言われ、ドキドキしながらかけた。

「もしもし」
「声・・・・」
「え?」
「かわいいな、声。」

ずっと昔から、鼻にかかったような自分の声にコンプレックスを持っていたのに、かわいいなんて。
それに最近、というか、もう何年も可愛いなんて言われてないからドキドキしちゃって返す言葉がみつからない。


彼が話す関西弁は優しかったり、たまに私をからかったり、私の耳に心地よく入ってきた。

しのは最近仕事やめて、実家暮らし。
何故か彼女はふたり。

ふたりってどおなのよ!?って突っ込みたくなるが。
それも、たいして好きじゃないって言うし。
2人とも告白されたから付き合ったって、来るもの拒まずってやつですか!?

相手は19歳と24歳。
しのからみたら年下と同い年か・・・

確かにもてそうだよね、しのは女慣れしてるのが、電話でもわかる。
ただ優しいのとは違う。
多分、本質Sだろうな、意地悪したり悪ぶったり。
そこに垣間見せる優しさ、女はそういうのに弱い。


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