白日夢・一 第二章: みどり編-13
「ねぇっ、もう終わりなの・・。まだ、いってないでしょ?」
その言葉が心底からのものなのか、それともテーブル上の札を意識してのものなのか・・。詮索癖のある俺は、底意地の悪い言葉を投げかけた。
「ミドリ次第だ。」
ミドリは、甘ったるい声でせがんできた。
「もっと・・。欲しいの・・。」
「何がだ?金か?だったら、全部やってもいいぞ。」
冷ややかに、突き放すように、吐き出した。
「うぅーん、意地悪。蛇の生殺しょ、これじゃあ。」
殆ど萎えている俺の逸物を、さも愛おしげに掴んできた。そして身体を動かすと、ダラリとした俺の逸物を口に銜えた。艶めかしく身体をくねらせながら、上目遣いで俺を見つめたりもした。袋を軽く撫で上げたりもしてきた。次第に逸物が、蘇ってきた。
『静の動』というセックスを覚えた俺は、ミドリの上に重なったまま一切の動きを止めていた。いや、一切とは言えない。時折、逸物に力を入れてビクリと動かした。もどかし気なミドリだったが、次第に穏やかながらも、さざ波のように押し寄せてくる悦楽感を楽しみ始めた。軽く唇を重ねながら、お互いの舌をゆっくりと絡ませながら楽しんだ。ベッドの上で、右に左にと転がりながら、愉悦の境地を彷徨った。
ミドリが俺の乳首を口に含み、舌先でコロコロと転がし始めた。ミドリの蜜壺は熱く、俺の逸物をゆっくりと締め付けてくる。快感の波が激しく押し寄せ、いよいよ最後の瞬間を迎えそうになった。俺はミドリの乳房を掴むと、腰を激しく動かした。ベッドのバネが軋み、ミドリの身体が激しく上下した。
「あっ、あっ、あぉ、おぉ、うっ、おっ、あぅっ!」
「おぅっ、いくぞー!」
「きてっ!きてぇーー!」