「demande」<津上翔太朗>-7
「ふっ…あ。…あ、あ、」
…樹里さんが見ている…
真っ白なシャツに、乱れて垂れた漆黒のネクタイ…
下半身は…裸…
その姿が、樹里の欲を掻き立てていた。
樹里はゆっくり立つと、自分の衣服を全部脱いだ。
翔太朗と同じように、自分で自分の胸を揉みだし、両足を開いて見せたのだった。
それだけでは留まらず、わざと声を張って翔太朗を煽った。
「翔…。んっ…見て…ココ…。ちゃんと濡れてる?」
直視できずにいたのに、質問に答えなきゃいけないなんて…。
見たら彼女のソコは妖しく濡れていた。
自然と右手にチカラが入り、自分で限界に追いやってしまった。
「あんっ…ああ…翔、ちゃんと見てる…?」
「…は、はい!見てます…。でも…見てると、も、もう…我慢できな…」
自分の手を止め、樹里は翔太朗のモノを一気に咥えた。
―――――ッ!!
…じゅぶ…じゅぶっ…
「あっ!!じゅ、樹里さ…!!も、ダメです!離して!…出る!!出…!!」
どっ…どくっ…どくん…
翔太朗の体はのけ反って跳ねた。
モノは樹里の口の中でビクビクとうねり、口の中を満たした。
「あ…んっ。元気…。」
…恥ずかしい…恥ずかしい!!
…先にイカされてしまった…!!
ふっ…と樹里が覆いかぶさり、翔太朗の口にキスをする。
「ん…っ」
その唇は…柔らかく、少しだけ苦かったが、僕を心から溶かした。
さらにいろんなところに口付け、ふっと微笑んではまた口付ける…。
シルクのタイはあっという間に取られ、シャツをはだけさせる。
口付けと同時に彼女の胸の先端が、いろんなところをかすめていき、僕はまた熱を帯びる。
「翔は……24歳だっけ?」
「は、はい…」
「いいね。若いなぁ…」
そそり立ったモノを見て、樹里さんはソコがゴールとでも言う様に、最後の口付けをした。
ちゅっ…と、少し吸うように…。
「―――っ!」
「もう…準備できてるね」
嬉しそうに樹里は笑った。
そして、自分の脱ぎ捨てた服のポケットからゴムを出すと、
口に含んで翔太朗のモノにつけた。
「じゅ、樹里さん…」
「…だめ?私は………翔が欲しい」
ドキン―――――
…なんて目をするんだろう…。