「demande」＜津上翔太朗＞-6
「はぁっ…ああっ…！あんっ！いい…！」
「樹里さんのコレ…固くなって…おいしいです。もっと感じてほしい…」
―――と、突然。
―――――ビクン！！
翔太朗の体が跳ねる。
「…翔だって…ココ、こんなになってるけど？」
いきなり掴まれたモノは、自分でも気づかないくらい大きくなっていた。
「あっ…あ…」
「ねぇ…？どうしてこんなになってるの？」
熱い吐息の中に微笑を含めながら、樹里は翔太朗のモノを揉んでいた。
「どうして大きくなってるか、言わないと…ここから出してあげないよ？」
「えっ…そんなっ…あッ！」
「ねぇ…、どうしてか…教えて？」
掴んでいた樹里の胸に、指の痕がつきそうなくらい強く握ってしまっていた。
「じゅ、樹里さんの…」
「私の？」
「こ、え…。アッ！…声…聞いてたら…ッ」
「それだけ？」
「あ、あっ…、樹里さ…んの、おっぱ…い…おいしくて…」
「ふふっ…ちゃんと言えた…。約束どおり出してあげるね」
樹里は自らブラウスを脱ぎ捨てると、カチャカチャ音をたてながら翔太朗のベルトを外した。
もうはちきれんばかりに膨らんだソレは、先端から少し液を出していた。
「見て？下着のココだけ濡れてる…」
髪を耳にかけ、翔太朗の股間に近づくと、下着の上から咥え始めた。
はむはむ…といたずらするかのように食み、同時に玉を優しく擦った。
「ああっ！うっ…ああっ！じゅ、じゅりさ…」
「ふふっ。中で暴れてるのがよーくわかる。早く出たいのね」
「う、ううっ…お、お願いします…ちょ、直接…」
「……翔は素直ね…」
下着を下ろすと、予想以上に大きなモノが勢いよく飛び出した。
それを見て樹里はクスッと笑った。翔太朗は顔から火が出るような気持ちでいた。
樹里の舌は下からつつーっ…と這っていき、先端手前で止めた。
何度かそれを繰り返されると、翔太朗の疼きは我慢の域を出た。
「樹里さ…っ！！お願い！！ちゃんと…！ああっ…」
「ちゃんと…何？」
「お願い…先も…舐めてほし…」
「いいわよ。……でも、まずは自分でやってみて」
――――えっ…。
樹里さんの前で…じ、自分で…
羞恥と欲求の狭間で、従うしかないことはわかっていた。
翔太朗は涙目になりながらも、ゆっくり自分自身を扱いた。