プリズム2-7
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夜遅く舞の部屋を出た。部屋を出たらエリカに電話をする約束だった。
舞の言葉が頭の中に渦巻く。
「琢也くん。本当に舞の側にいてくれるのね・・・」
「舞をエスコートして・・・」
「琢也くんが好き!本当に好き!」
「舞を愛してくれるなら、そのまま中に・・・」
こうなることは分かっていた。聡明なエリカも、もちろん分かっているはずだ。
約束通り電話をしてエリカに会うしかなかった。
電話をし、エリカの部屋へ向かった。タクシーで数分の距離だった。
いつもと変わらぬ笑顔でエリカが出てきた。黄色のワンピースが良く似合う。
「琢也。待っていたわ。」
「エリカ。僕は・・・・・」
琢也は真っ青な顔でうめいた。
「琢也。おいで。抱いてあげる。」
琢也はエリカに手を引かれるままに進んだ。
「琢也。今は何も言わないで。」
ベッドルームに入るとエリカは黄色いワンンピースの下に手を入れショーツを脱ぎ捨
てた。そして琢也の足元にひざまずくと、琢也のぺ○スを飲み込んでいった。琢也の
それは充分に勃起していた。
「舞ちゃんの味がするわ。」
「エ、エリカ。ごめん。僕は・・・・ 」
「何も言わないで。今はエリカを感じて。」
エリカはベッドに上がると、大きく脚を開き琢也を抱き寄せた。そのまま琢也のペ○
スを膣にあてがい中へ向かえ入れた。
「うわあ、エリカ!」
琢也は進入するだけでガクガクと体を震わせた。
「ほら。琢也が何時も入りたがっているところよ。どお?気持ちいいでしょ?」
琢也は何度もエリカと性交渉を交わしているが、通常のセックス、つまり抱き合って
愛し合うことをエリカは拒んできた。そのセックスを今日は許すと言うのだ。
「今は何もかも忘れてエリカを抱いて。」
エリカは琢也を抱きしめキスをした。
「ほら。動いて。琢也の好きに動いていいのよ。」
琢也がゆっくりと動き出した。
「う!あ!エリカ。やっぱりエリカは凄い。凄く感じるよ。」
「舞ちゃんと違う?」
「違う!違うよ!オ○ンコの良さも何もかもエリカは本当に凄いよ!」
琢也は舞の気持ちに応えようと決めていた。しかし、エリカを愛している事に変わり
はないのだ。舞は充分に可愛い。性格もその体もセックスも人並み外れたすばらしい
女性に違いない。しかし、エリカの前ではその全てが霞んでしまう。エリカの放つ強
烈な個性に琢也は魅せられる。そしてエリカの体、セックス。
エリカのオ○ンコの進入感。エリカの膣は琢也の亀頭に幾重にも纏わりつき、敏感な
部分をズルリズルリと刺激する。会うたびにエリカが求めるイラマチオ。エリカの喉
に擦り上げられ、喉の奥に締め付けられての射精は、通常のセックスでは遠く及ばな
い。そしてエリカの激しく体中を震わせ、ブルンブルンと大きく尻を振って達するア
クメは、琢也の男の本能を強烈に奮い立たせる。
「エリカとのセックスは、本当に幸せを感じる。」
「琢也。うれしいよ。エリカは琢也が好き。愛してるよ琢也。」
「ああ、エリカ。僕は舞と・・・・」
「エリカ。君が好きだ。」
エリカが琢也を強く抱きしめる。
「琢也。本当に好きよ。」
琢也の声が震えている。
「世界中の誰よりも愛してる。」
「んああああああああああ!」
突然、射精が始まった。動きを止めていたにもかかわらず、エリカに進入している満
足感と、エリカへの極まった思いが射精の引き金を引いたのだ。