ずっと二人で-3
−「香織ちゃん？」
コーヒーを啜りながら今日は飲みに行くの辞めるかな、なんて考えてたらまた後ろから声がした。
「茂木君？どうしたの？」
「いや、その……。気になって戻ってきた。」
「気になる？何が？」
「その…朝、部長との会話ちょっと聞こえてさ。」
…部長との会話？
ああ、思ってくれる人がって話の事か。やっぱり聞かれていたか。自分で穴を作りたくなってきた。
「それで？」
「だから、その…俺、こんなだけど、お前のことちゃんと思ってるから。」
茂木のチャームポイントの八重歯を見せながら、大胆発言が飛び出た。
だか、女好きの茂木だ。相手にするほうが間違ってる…よね？
「どうも、ありがとう。」
いつもの営業スマイルでまたパソコンの画面に顔を向ける。
「本気だって！」
いつものヘラヘラ顔から『男』の顔に変わっていた。
「…茂木君？」
「いつも香織ちゃんは軽くあしらうけど、俺は毎回本気なんだよ。」
やばい。本気で茂木に堕ちそう…。
そう思いながら私の心拍数はどんどん上昇していく。
それに比例するように、茂木は私に近づく。
「香織…」
そういうと茂木は、私を抱きしめた。
「ちょっと！茂木君！人がくるって！」
驚きと嬉しさと恥ずかしさと戸惑いと。
とにかく色々な気持ちが交差して、
私の思考回路はパンク寸前だった。
「俺のこと…嫌か？」
耳元で茂木が甘く囁く。
「んっ…嫌…じゃ…ない。」
「香織…！」
そう言うと茂木は私にキスした。
「んっ…はあ…。」
ちゅ、ぴちゅ…にちゃ
「あんっ！あっ…だめ…」
茂木が突起した乳首に吸い付く。
「だめ？だめそうには見えないけど？」
くすっと笑いながら愛撫を続ける。
「ずるい…」
「…俺はずるい男だよ。」
茂木の細長い指がストッキングの上から、秘所を撫でた。
「あっ…いやっ！」
「いや？やめる？」
自身の股間にテントを張りながら、茂木は意地悪い顔で聞いてくる。
茂木の手がストッキングに延びる。
「…やめ…ないで」
頬を染め、恥ずかしさに耐えるように声を絞りだす。
「やめ…らんない！」
そういうと茂木は一気に下着をもぎ取った。
ちゅく、ぐちゃ、ぐちゃ、にちゃ
「あっ…！あ…はっ…んん！」
既に愛蜜で濡れている私のソコを茂木の指はかまわず攻め続ける。
しばらくマッサージのように触ったかと思うと、茂木の指は、赤くなっている淫核を捕らえた。
「あああ…っ！けんた…ろっ！」
「ここ、いいんだ？」
クスッとほくそ笑むと指はそこを集中的に責めた。
「ああっ！もうっ…もう…っっ！」
「いいよ…」
−ぐちゅんっ
そういうと茂木は、愛蜜でベトベトになっている指を、蜜壺に突き刺した。