プリズム-2
翌日、エリカは琢也の部屋を訪れた。
「昨日はごめんね。琢也くんがあんなに思いつめているとは思わなかった。でもエリカのことを思ってくれて嬉しかったよ。」
「教室でも校庭でもエリカを目で追ってしまうんだ。いつもエリカのことを考えてた。」
エリカは立ち上がるとベッドに座る琢也の頭を抱え込むように抱きしめた。
「琢也、かわいい。そんなにエリカのことを思ってくれてたんだ。」
「ねえ、これからも一緒にいよう。彼氏がいるから付き合えないけど。」
「だめだよ。一緒にいるともっと好きになるし。俺、我慢できないよ。」
「我慢って?」
「・・・・・・」
「でも、エリカも辛かったんだよ。
もう少し早く会えたら・・・
琢也に・・・
バージンあげられたのに。」
「!!!!!!!!!!!!!」
「最後までは出来ないけど、少しくらいならいいよ。」
「少しって?」
「キスくらい...なら。」
エリカは立ち上がると、琢也をベッドに押し倒した。
ゆっくりとベッドに上がり、琢也に馬乗りになると琢也を見つめた。
長いソバージュヘアーが外界を遮った。
琢也は興奮に耐え切れず、あえぐように唇を開いた。
エリカの唇が琢也に重なった。
エリカは大量の唾液を舌先に集め琢也の唇にからめていった。
「はぁぁぁぁぁ!」
琢也が声を漏らした。唇から広がる衝撃が全身を震わせる。
そしてその全ては股間に向かい琢也のペ○スを硬直させた。
エリカの舌がヌルヌルと唇に絡まる感触に琢也は少女のようにもだえた。
エリカは琢也の唇を割り舌を深く差し入れた。
琢也の舌を捕らえると舌を回して、さらに唾液を絡めていった。
「う... あふぅ... 」
琢也の声が部屋に響く。
エリカは舌を絡めたまま、ゆっくりと体を琢也に重ねていった。
胸を押し付けると琢也の頭を抱え込むように抱きしめた。
唇全体を合わせて唾液を流し込み、深い位置で舌を絡めていった。
さらにエリカは長い脚を広げて腰を沈める。
下腹部が琢也に重なる前にエリカのショーツに隠された部分が硬いものを捉えた。
それが琢也のペ○スであることはすぐに分かった。
エリカは硬いものの当る位置を調整すると、そのまま腰を下ろしていった。
「ぅああああ!」
琢也はペ○スの先がエリカの股間を突いているのを自覚し、切迫する射精感に体を硬直させた。
エリカは一度下腹部を密着させた後、ゆっくりと腰を前後にゆすった。
「エリカだめだよ。いっちゃう!」
エリカは無言のまま、股間を擦りつける。
琢也の我慢も限界であった。
「むふぅぅぅぅぅぅ。」
塞がれた唇の隙間から絶叫もらすと、琢也の体が反り返った。
「うわああああああああああああ!!!!!」
びゅる。びゅるる。びゅるるるるる。びゅるるるるる。
琢也の体ががくがくと揺れ、長い長い射精が始まった。