セックスライフ-6
前回もそうだったが、今回もまた息つく暇がない。
これまで幾度となく携わってきた撮影……しかし、これほどまでに緊迫したシーンなどあっただろうか……鈴木監督は、サングラスの奥で目をギラつかせながら改めてそう思った。
男優の手が彩の口からボールギャグを外していく。
口腔から異物が取り出されると同時に、球形の中に溜まっていた唾液がドッと垂れ落ちた。
「おいおい、まだ何もしてないのに、すっかり上と下の口はビチョビチョじゃないか」
男優が野卑に笑いながらペ○スの先端で顔をつつく。
やや浅黒い肌が男の淫液に汚されていくうち、彩の顔は自然と左右に動きながらペ○スを追っていた。
「この牝豚! そんなにこれがほしいのか? ほら、くれてやる。しっかりと根元まで咥えろよ」
男が、両手で鷲掴みにしている彩の髪をグイッと引き寄せ、間髪いれずに一気に肉棒を根まで突き込んだ。
「うぐっ!」
たまらず吐き出そうとする彩。しかしそれを男の力強い手が許さない。
「うっ、ぐっ、ぐえっ」
嘔吐しながら苦痛に顔を歪めるも、男は気にせず腰を振り続けた。
口から溢れ出てくる大量の胃液……その粘着性で滑りをよくしたペ○スが、快適そうな動きで往復運動を繰り返す。
男は、しばらく彩の口唇を楽しんでからペ○スを引き抜いた。
「おえっ、ゴホッ、ゴホッ」
顔をだらりと下げて咳き込む彩。
「あらら、涙まで流して喜ぶとはな〜。それじゃあ、今度は下の口を喜ばせてやろう」
そう言いながら後ろにまわり、男が彩の背中を足で押す。そして、すかさず尻を持ち上げた。
「あうっ」
M字開脚にされていた肉体を無理やりひっくり返され、彩は顔を床につけた状態で半強制的に四つん這いのポーズをとらされた格好となった。
「おい、肛門まで丸見えだぞ」
男がヒップの前にしゃがみ込み、指でアヌスをつつきながら笑う。
「ああ……許して」
「こんなに卑しくヒクつかせながら、何が許してだ!」
バシィ―
男の放った平手打ちに、彩が思わず腰を引く。
男はもう一度ヒップに平手打ちを食らわせてから、ギュウッときつく尻たぶを掴みあげた。
「ほら、お前のウ○コする穴をよく見せてみろ!」
両手で尻たぶを揉みしだきながら鼻先をアヌスへ近づけ、わざとクンクン鼻を鳴らしてみせる。
「なんか臭えな? ちゃんと拭いてるのか?」
「嫌ッ、お願い、やめて」
「やめてじゃねえだろ? ここも好きなんじゃないのか? まあいい、ここはそのうちたっぷりと苛めてやる」
「ああ……」
家畜のような扱いを受けているにもかかわらず、彩の淫唇は一向に愛液を止める気配がなかった。
屈辱のポーズをとらされてから数分、溢れ出る愛液が太ももにまで垂れている。
それが照明に反射し、ときおりキラリと光る瞬間は見ている者にとってなんともエロティックで堪らなかった。
演技ではなく、素で欲情しきっている男優がゴシゴシと自分の一物を扱きだす。周りの眼を気にし、萎縮する気配など微塵にもない。
頭を床に伏せ、そこから弓なりに反りながら高々と持ち上がっているヒップにペチ、ペチ、と何度か屹立棒を打ちつけてから狙いを定めていく。