「煉獄のかげ」-5
「はぁんっ」
弾みで引っかかった定規の先端が、舞の秘芽の皮を剥き、隠れていた最も鋭敏な器官を外気に曝す。
「打たれて感じるのか。このメス豚め。こんな淫乱は我が校には向いていないんじゃないか」
剥き出しになったソコを校長は指の腹を使いゆっくりと円を描くように撫で回す。
「ゃ…そんなことっ…ぁん…なぃ…ですぅ…うっぁ」
否定の言葉を紡ぎながら、快楽へ誘う刺激から逃れようと舞は腰を振る。
しかし、足が固定された状態でのその動きは、校長の指に増々秘芽を押しつけるだけの結果に終わった。
「全く。浅ましく腰を振って」
スッと校長の指が離れると、舞の秘芯は刺激を求めて小刻みに震えた。
「それに何だね。この辺りは洪水のように濡れてるじゃないか。別所さんは高校生になってもお漏らしをするのかね?」
後ろ髪を掴まれ、無理矢理に顔を上げられると、舞の頬に定規が振り落とされる。
ピシィッ
薄いプラスチックの定規はよくしなり、舞の頬にも赤い線が残る。
「ほら舞。校長先生の質問にきちんと答えなさい」
痛みで舞の目に浮かんだ涙に気付かぬような、普段と変わらない調子で楼主は舞に答えを促す。
「お漏らしじゃなく、あのっ、仕事中とかよくこうなってしまうんですっ」
蚊の鳴くような声で舞は答える。
「でも、別所さん。君は今“仕事中”じゃなく“編入試験”の最中だよ。“試験中”に毎回こんなになっていたら周りに示しがつかないじゃないか」
舞の頬にうっすらと残る赤い痕に校長は指を這わす。
「悪い子には“罰”を与えなくちゃいけないね」
“罰”と聞いて舞の躯がビクンと硬くなる。
校長は、舞から手を離すように楼主に指示すると舞の横に腰を下ろす。
そして、舞の脇の下に手を入れるとグイッと自分の方向に引っ張った。
バランスを崩した舞は、たちまち校長の上に俯せに倒れ込んだ。
そのまま、グイグイと位置をずらされ、臍の下にモッコリとした校長の欲情が当たる。
ビシィッ
派手な音と共に、躯がその欲情に沈み込む。
一拍置いてお尻がジンジンとした痛みを訴える。
「ほら。お礼は?淫乱を叩き直して我が校に入れるように指導しているんだから、叩いて貰う度にお礼を言わないと」
威圧するような校長の声が耳に届く。
「舞きちんとお礼を言いなさい」
続いて楼主の声が。
「あっ…ありがとう…ございっ…ますっぁん」
言われるがままに、舞がお礼の言葉を呟くと間髪を入れずに2発目が下りてくる。