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閑村の伝統
【その他 官能小説】

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閑村の伝統〜恋人〜-10

陽子をきつく抱き締めると、そのままの勢いで唇を奪う。
初めは驚いた様子の陽子だったが、すぐに瞳はとろけていき、宗太に全てを委ねる。
自分の胸板に、陽子の豊かな胸の感触が伝わり、宗太は益々興奮してしまう。
荒々しく唇をついばみ、陽子もまた徐々に宗太の熱が移り、激しく呼応する。
「んん…!ちゅ、ちゅ、ちゅる…れろ…」
陽子は両手を宗太の首筋に絡めると、宗太を強く引き寄せて唇を押し付ける。
クチュクチュと、二人の舌を絡める音と、唾液の混ざり合う音が部屋に響いた。
余りの激しさに、二人の口元からはどちらのものかも分からない唾液が滴り落ちていた。
「んむ…ぷは…!はあ、はあ…は、激しいね、陽子さん」
「そ、宗太だって。最初からこんなにされてちゃ、キスだけでおかしくなっちゃうよ…」
上気した頬で陽子は呟くと、宗太の手を取って自分の胸に導いた。
「……分かる?すごくドキドキしてるでしょ?」
「うん…」
確かに少し早くなっている鼓動を感じる。
だが、それよりもやはり、とてつもなく柔らかな胸の感触に意識がいってしまい……
「あん…!」
知らず知らずのうちに、宗太は手に力を込めていた。
「もっと、思いきり触っていいんだよ?全部、宗太の好きにしていいんだから…」
甘えた声で、陽子が囁く。
その殺し文句に応じない訳がなかった。
両手とも胸に添え、ゆっくり揉んでいく。
ほんの少し力を加えるだけでも形を歪めていく陽子の乳房。
その光景はただ綺麗で、いやらしかった。
「ふあ…んん…宗太あ…!」
力の加減に強弱を加えたり、軽く乳首を引っ掻く度に、陽子は甘い吐息を洩らし快楽で身体を震わせる。
陽子の喘ぎが聞こえると、宗太も次第に自信をもちはじめ、愛撫に力が入っていく。
「本当……胸、おっきいね」
「え?あ、そう、かな……気にいってくれた?」
「それはもう。先生を初めて見た時から、ずっとこの胸触って見たいって思ってたから」
「そっか…ふふ。先生にそんなこと思うなんて、いけない生徒だねー」
「その生徒に告白した先生は誰?」
「あん、それは言っちゃダメ」
クスクスと笑い合う二人。
甘い会話、こそばゆい空気に空の心はほぐされ、陽子の感情も高まる。
(これが『恋人』なんだ…)
陽子はようやく実感してきた。
この甘い空気を。二人だけの世界を。
と、同時に、陽子の空への想いは更に高まる。
ピチャピチャと、子どものように自分の胸を舐める空を優しく見つめ、それがまた愛らしくて……
「ねえ…他にはどんないけないことを考えてたの?」
何かを期待するような、甘えを含んだ声で陽子が尋ねた。
空は唾液まみれの胸から顔を離し、陽子を見つめる。
数秒の間の後、少し照れた様子で、
「先生といっぱいキスして、いっぱいエッチしたいって思ってた。…ううん、今でも思ってるよ」
宗太は、そうはっきりと口にした。
「…だったら、それも実現しよっか。私…このままじゃ胸だけでいっちゃいそうだよ」
言うと同時に、陽子はゆっくりと脚を開いていく。
すぐに、陽子の秘部が空の視線に晒された。
「濡れてる…」
「こ、こら、あんまり見ないのっ」
慌てて陽子は両手を使って股間を隠そうとする。
だが、肝心の両脚は律儀にも開いたままだ。
自分から淫猥なポーズを取ったのに、それに照れてる姿が何だか可笑しくて、とても可愛く思えた。
宗太もすぐに着ていた服を全て脱ぎ、下着も下ろして全てを陽子の眼前に晒す。
「わっ…」
宗太の激しく自己主張するペ○スが目の前に表れ、陽子は目を丸くする。


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