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かつて純子かく語りき
【学園物 官能小説】

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かつて純子かく語りき-3

「ん、…はぁっ。」
タキタの熱い舌が私の中を掻き回す。私もそれに沿わせる。お互いがお互いに触れてないと不安だった。
「タ、キ…ぁっ…!」
ふわふわの猫毛を両手でぐしゃぐしゃにする。彼も、私の黒髪に手櫛を入れる。
「はぁっ……。」
やっと唇を離した時には、二人とも頭がくらくらしていた。タキタがどさりとベッドに倒れ込む。私も後を追った。
「よく…見えないな。ジュン、もっと近く。」
言い終わる前にタキタは私を抱き寄せる。そのまま首筋にキスした。その熱さと刺激に、ビクンと身体が跳ねる。
「恐いですか?」
タキタが耳元で小さく囁く。私を気遣うその言葉ですら、今は私の衝動に拍車をかけるものでしかない。
「嫌。タキタなら、コワクない…。」
耳たぶをねぶられ、軽く噛まれる。
「ん…ヤぁっ。」
「我慢しないで、……僕を感じてください。」
耳から鎖骨まで一気に舌を這わせる。は、反則だあっ…。
「ふ、あぁっ…!」
鎖骨にキスマークを付けながら、私の黒いブラウスの釦を上から外していく。私もタキタの白いシャツの釦を下から外していった。彼の陽に焼けていない素肌は、陶器のように白く滑らかだった。そこに、唇をあてがい、強く吸う。タキタの左胸がうす朱く滲む。それを眺めて、私は限りなく満足した。…独占欲にも似た、愛情。
やがて二人とも上に着ていたものを脱ぎ去った。「綺麗…。」
タキタが溜め息をつき、呟いた。
「ムネ、真っ平らだし。びっくりしたろ?」
あまり見られたくなかった…ケド、仕方ない。
「髪、伸ばしてるのもオトコに間違われナイようになんだ。このムネだから、オンナっぽいカッコも似合わないし…。」
へへ、と私が笑うと、タキタは眉をひそめた。
「だからジーンズばっかりなんですか?」
「ホンットにタキタ、私のことよっく見てんだなぁ。」
半ば感心していると、タキタは急に私のベルトを外し始めた。
「わっ!えっ、ちょっ……タンマぁ!!」
抵抗も空しく、あっさり脱がされてしまった。いや、しかし、待て。恥ずかしいって!
「やっぱり。足、すごく綺麗です。隠すなんて勿体ない…。」
タキタは腰をかがめて、私の内腿に口付けた。
「きゃんっ!」
自分でもビックリするくらいの高い声が出た。
「……イイですか?」
タキタは悪戯っぽい笑みを浮かべ、そこかしこにキスを降らせる。ちゅっと強く吸ったり、いやらしく舌を這わせたり。その度に、私はくすぐったいようなフワフワした不思議な感覚に襲われて、自分じゃないような声を上げた。
「ジュン…。」
そろそろとタキタの両手が伸び、私の平らな胸を大事そうに包む。右の手でやんわりと揉みしだき、左の手で優しく髪を撫でる。
「あっ…、ふ。あぁん!…んんんっ。」

柔らかい舌の上で、ムネの先ッポをコロコロ転がされ、時折じゅっと強く吸う。ヤだ…堪まんない。もう、蕩けてしまいそ…お……。
タキタの手が私のオヘソに達した。触れるか触れないかのところをさ迷っている。
「ゃ、…ぃあぅっ。」
早く、私自身に触れてほしくて腰を浮かせる。するりとショーツが剥ぎとられた。溢れた愛液が糸を引く。
タキタも穿いていたものを脱ぎ、一糸纏わぬ姿となった。窓の外はいつの間にか夕日に赤く染まっていて、照らし出されたタキタの身体はこの上なくキレイだった。
「……見ないの。恥ずかしいですから。」
「どうして?オマエ、キレェだ。」
私もゆっくり起き上がって、立て膝のままベッドの上で抱き合う。お腹辺りで、タキタ自身が強く脈打った。
「早…く、タキタぁ……。」
タキタは微笑みながら頷いた。私の後ろに立ち、背中越しに左手を私の腰に添え、右手で私のしとどに濡れているところに触れた。くちゅりという音とともに、タキタの細くしなやかな指が蜜を得ようと、私の中をゆっくり掻き回す。
「んあ……ぁアッ!」
ガクガクと足が震え、膝を立てていられない。へたり込んでしまいたいのに、タキタの左腕がそれを許さなかった。
「んんっ!…イ、ヂワルッ……ふぁあっ。」
「…そうですか?」
彼の指が私の中心を捕らえる。まだ堅く守られたままの蕾を。
「ひぁアあんっ!!」
腰筋がびくびくと痙攣し、蜜壺からどぷりと湧き出すのがわかった。タキタが私の紅潮した頬にキスをして耳元で囁く。
「……もぉっと、気持ち良くしますよ?」
「えっ?!」
もっと??冗談ヤメてくれぇっ!
タキタは人差し指と薬指でつるりと皮を剥いた。ぷるんと無防備な花芯が顔を出す。中指で円を描くようになぶる。


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