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【教師 官能小説】

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out side #03〜校内禁煙につき〜-2

「駄目ですよ」

「…あのね〜……、相沢。さっきから何なのお前」

かなりムッとした表情で那弥を見遣る末木。

「此処私のお気に入りの場所なんです。そんな所でまったりしてる最中に煙草なんかで汚されちゃたまりませんよ!」

「なんつー理由だよ、俺だって煙草吸ってくつろいでる最中だったんだけど」

「別の所で吸ってください」

那弥は冷たい声で言い放つ。

「マジお前かわいくねー。他の従順な生徒ちゃん達みたいに
【学ちゃん】って呼んでみ? ホラ、ま・な・ぶ・ちゃ…」

「あっつ……っ!!」

突然那弥は手を振り払う。末木から取り上げた煙草の火が、
持っていた指まで到達してしまったようだ。

「熱い…油断してたぁ〜……」

那弥は火に触れた自分の指を擦りながら呟く。

「俺へ説教した罰だね、罰」

末木はふふん、と笑うと隣で痛そうにしている那弥を無視し、
柵に頬づえをつきながら再びグラウンドを眺める。

「痛い〜…何かヒリヒリするし…赤くなってるし痛い……」

その隣でボソボソと涙目になりながら呟く那弥。

「……。」

末木はその声に横目で見遣る。

「…どれ。見してみ?」

末木はグイッと強引に那弥の手首を掴むと、目前に手を持ってくる。
そして指をまじまじと眺める。
那弥の細い人差し指が、若干赤く腫れているのが分かる。

「ん〜…少し腫れてるな。こうすれば大丈夫…チュ…」

「ひゃっ!? せ、先生!?」

末木は那弥の指を口に含むとチュウー…と音を立てながら腫れていた部分に舌を這わせる。

「ちょっ!? 先生!? 放してください!!」

那弥は末木から手を振りほどこうとする。
しかし、末木は手に力を加え、先ほどよりも強く那弥の手首を握り締める。
末木が指を口から放すと、那弥の指は唾液で光に反応する。

「まだ腫れ、引かないね。どうする?」

「放してください!! 保健室行ってきますから!!」

那弥が振り解こうとグイグイと腕に力を入れるものの、やはり男の力には敵わない。

「…やっぱかわいくねー」

「はぁ!? 大きなお世話です!! はなして…んんっ…ん」

那弥の口内にうっすらと煙草の香りが広がる。
末木は舌を侵入させると、那弥の舌と絡ませる。
そして、口内をねっとりと舐め回すと口を離した。


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