社外情事?4〜順調で幸せな一日と難問の前兆?〜-12
「ぅ…くぁ…あ……玲、さん…っ!」
「…イクのね?いいわよ、いっぱい出して…!」
びゅ、びゅる、びゅくびゅくっ――
言葉の後、亀頭をくわえた玲の口内で、劣情が暴発する。弾け飛ぶ白濁の勢いを舌で押さえ、すぐに彼女は飲み始めた。
「んく…んく……んく……んく…」
次から次へと吐き出される精。それをとろけた表情で飲み干す玲は、上目遣いに誠司を見上げ、視線を絡ませる。
ただそれだけで、誠司は解き放ったはずの官能を再びくすぐられてしまった。
「…んく……ぷはぁ……あ♪」
その結果、長い射精によって吐き出された白濁液を全て飲み終えた玲の前に、硬さを保ったままの怒張が突きつけられる事となる。
「ふふ…誠司君の、元気ね…」
「…玲さんが…エッチな目で、見るからですよ……」
誠司は息を整えながら、玲に呟いた。対する玲は、思い出したかのようにスカートとショーツを脱ぎながら、緩慢な動きで誠司に迫る。
「……」
――何も言わない。
しかし、
その目は情欲に濡れ、
その呼吸は興奮が混じり、
その手つきは淫靡そのもの。
それらの態度から導き出される答えは、ただ一つ。
――本番。
「…避妊、しましたか…?」
一応、確認。玲は黙って頷く。
「…触らなくて、大丈夫ですか…?」
誠司の言葉に玲は腰を揺すり、肉棒に自分の秘裂を擦りつける。直接感じるその感触は、確かにぬめりを帯びている。
「…いきますよ…」
玲の腰が上がる。誠司は自身に手を添え、上で待ち構える密壷に亀頭を軽く差し入れると、浮かんだ玲の腰に両手を置き――
ずぶっ!
「んあぁぁぁぁあっ!!」
――彼女の腰を引き寄せると同時に、ベッドのスプリングを利用して思いきり自分の腰を突き上げ、一気に玲の子宮口まで侵入した。激しくも甘く鈍く、そして熱い摩擦刺激に、玲は一撃で高みへと押し上げられ、そして転げ落ちる。
その衝撃は、同時に膣襞を強く収縮させる。その結果、深々と突き刺さった肉剣はいきなり強く締め付けられ、玲の絶頂を誠司に伝える事となった。
「…くっ…れ、玲さん……イッ…ちゃったんですか…?」
自分までそれに巻き込まれないよう、こみ上げてくるものを押さえつけながら、誠司は自分に全身を預ける格好となった玲に問いかける。すると玲は、絶頂の余韻に短い呼吸を繰り返しながら、潤んだ目を彼に向けた。
「だっ……だっ、てぇ……私、イカされて、ない…からぁ…っ」
意地悪な一突き。
「んひぃぃっ!…ちょっ、と…っ…イッたばかり、なのに……」
「すみません…でもこういうの、結構いいんじゃないですか?」
絶対に謝罪の心などないであろう笑みで謝罪しながら、玲を抱きしめる。すると、快楽の海に溺れかけた悩ましげな表情に、赤色が加わる。
「そ、そう…だけどぉ…っ!」
更に一突き。