特進クラスの期末考査 『淫らな実験をレポートせよ』act.6-1
ぐぷぷぷ…
肉に飲み込まれる音。いや、肉がめり込む音だろうか。
紅く熟れた初々しい甘美な肉に、赤黒い武骨な肉棒が音を立てて挿入されていた。
「も…だめぇぇ、たす、けて……」
じゅぷぷぷ…と奥まで入っていく。本当に奥までだ。肉棒の付根まで。少女は息をする事も苦しげに、身体を無理に押し広げる肉棒を呪った。
「駄目な筈は無いだろう。昨日は泣くほど奥に突っ込まれたくて懇願していた筈だ」
そう言って男は俯せの少女の腰を持ち上げ、逸物を奥にぐりぐりとめり込ませた。
男の支えが無ければ少女は俯せに倒れてしまう程、憔悴していた。辛うじて着いている膝だが、度重なる快楽にガクガクと震えていた。
「なぁ、気持ち良いんだろ?」
男はそれ以上の挿入を止めて少女に聞いた。
「そんなこと………無い……早く、帰して」
後半は涙声で少女は言った。だが、男は全く聞いていないと言った顔で、少女のむっちりとした尻を左右に割った。
「俺のをこんなに咥えておいて。キミは本当に頭が悪いんだな」
鼻で笑いながら男は少女の尻を力強く割る。すると、赤茶けた少女のすぼまりがあらわになった。
そのすぼまりは既に男の支配下に置かれている様で、細いコードを穴から垂らしながら規則的な振動を繰り返していた。
「だいぶ慣れてきただろう?一日中仲良くしてたんだからな」
そう言って男はコードを掴み、一気に……
「あああああああああッッッ!!!!!!」
act.6
《束縛の契り》
陽射が容赦無く地上へと降り注ぐ七月。期末考査まであと10日をきっていた。
「でさ、あたし英?のヤマはここら辺だと思うのよね」
「マジで?今からやんないと間に合わないじゃん」
「ねぇねぇ、現国のヤマってどこ?」
キャアキャアと試験勉強に臨む女友達の中で、ただ一人、理系の相澤ゆり(アイザワ ユリ)は上の空で頬杖をついていた。
N高等学校三年五組は「特進クラス」と呼ばれ、進学を志す生徒の集まったクラスだ。40人定員で構成され、授業内容は自分の進むべき進路によって文系か理系かを選択して学ぶ事が出来る。
ちなみに、文系の方が人気があって生徒数は25名。理系は15名。5:3の比率である。