信じる者は救われたい4-3
「おまえは恥じらいとか警戒心というものは無いのか!?」
『んーー…あんまり♪』
「っていうか〜♪りゅーとは頭固すぎだよぉ〜?別にスリーサイズだ性癖だを聞いてるわけじゃないんだから〜ねぇ?」
『え?…んーとねぇスリーサイズは…「言わんでよろしい」』
(まったく…近頃の若者は乱れきっとる…って俺はおぢさんか???)
「かっかっか!くまねちゃんゴメンなぁー?りゅーとはホント堅物だからー笑」
(雷太よ…お前の頭は弛すぎて、もぅ脳味噌が毛穴からタレ流し状態だぞ…)
『でも私…♪りゅーとみたいな人タイプだよ?』
「……………」
「……………」
「……………」
「よし!この小パンダを今から幼稚園に強制送還しよう!!」
っと俺はラ○ウのごとく天高く拳を掲げ同志を募った。
『な…なんで??』
「にひひ♪さてはりゅーと照れてるね???」
「カッカッカ―ッ!さてはりゅーとの奴ここ暫く女に関わってないもんで免疫ないんじゃねーの?笑」
「くっ!くだらん事を言うな!!!俺の意思は鉄よりもかたく俺の信念は釈迦の説法すらも鼻唄混じりに跳ね返す代物だ!!!このような色気ゼロの小パンダ一匹の戯言なぞへでもないわぁ!!ハーッハッハッ!!」
「なぁ…風音…りゅーと汗ダクだな……」
「うん♪なんせ人との関わり立ちまくりだったからねぇー…久々のホンの些細な女性のアプローチでかなり堪えてるんじゃない?それにもともと照れ屋だし♪笑」
『ふーん…♪そぅなんだぁ〜♪♪』
りゅーとの強がり満点の高笑いの最中…くまねはクスクスと悪戯前の子供のように無邪気な笑顔でりゅーとを見つめてるのだった……。
続く……