信じる者は救われたい3-3
『やっぽぉ〜♪よろしくぅ〜金くまちゃん♪』
「金くま言うな!!怒」
『むぅ〜Х…んじゃお名前は???』
「ふん…生憎、俺はどこぞのパンダに名乗る安い名前なぞ持ち合わせてはおらん!」
『えぇ〜×パンダぢゃ無いょぉ〜く〜ま〜ね〜だ〜よぉ〜?ねっ♪金くまちゃん?』
「くっっ!!!」
(このまま金熊よばわりされるのだけは、なんとしても避けねばならん……!しかたない……)
俺は律儀にも全教科全ての教科書に筆ペンで名前を書いてある。
そのうちの一つを名前が見えるようにその奇跡の珍獣"サッサとパンダ"の前に投げつけた…。
【保科 龍人】
『……………。』
「??????」
『ほっかろん??』
ピキッ!!怒
「ぬぁんだ?!その某懐中暖房布袋のような名前は!!」
「おのれ…このちびっこパンダ!貴様!ワザとだな?!ワザとなんだな!?怒怒怒」
「第一!人はどうした!?人は!!?怒怒怒怒怒」
『キャハハハハァ〜ッ♪まぁ まぁ♪よろしくね♪♪
金熊戦隊 ほっかろん♪』
こぅして俺のアウトロー気取りのお気に入りの日常は一人のお子様戦隊サッサとパンダの手によって絶体絶命のピンチを向かえようとしているのであった………。
「ノオオォォォーーーーーーーーーーー!!!!!!」
続く…