「カリスマモデル育成法〜YUMIの場合」-2
ドアを開けると先に戻った亜希が、友未の楽屋で着替の真っ最中。
羨ましい程のセクシーなプロポーションだ。
真っ赤なブラとパンティーが亜希の肢体をより妖艶に飾っている。
「お疲れ様でーす。友未さん見て見て、ビリー入隊の効果!
亜希かなりがんばったんだから!」
亜希は友未に向かって親指を噛んで可愛いポーズを決めた。
「まあっ亜希ちゃん、そんな格好誰かに見られたら恥ずかしいわよ。早くお洋服着なさい、ウフッ。」
「だって友未さんに見てもらいたかったんだもんっ!」
亜希は言うと半裸のまま友未に抱き付き、わざとバスト同士を合わせ、ひしゃげる程強く抱きしめた。
「あ、あんっ亜希ちゃんたら、、。」
「友未さん優しくて可愛いくてだぁーい好き!今夜は寝かさないからねっ。」
友未と亜希は年齢は三つ程離れているが気が合い、ごくたまにスケジュールが合えば、プライベートタイムを一緒に過ごす事もあったた。
亜希がエッチな冗談を言ったり、思わせ振りなスキンシップをするのは日常茶飯事で、友未はまともに受け取ってはいないが、心のほんの片隅に、先の展開を期待する気持ちが在るのは確かだった。
友未の股間を割って入った亜希の腿が、軽くアソコに触れている。
友未はパンティーの底が僅かに濡れてしまう事実に、頬を火照らせた。
コンコンッ
ドアをノックする音に慌てて離れる美女二人。
亜希は悪戯ッコみたいな笑顔でペロっと舌を出している。
「はーい、ちょっと待ってくださーい。
亜希ちゃん早くお洋服着なきゃ!」
無造作に、デニムのボア付きミニとざっくりしたローゲージニットを身に着ける亜希。
見た目からは想像出来ない程、大胆で大雑把な性格だ。
友未にとってはそこが可愛い所でもあるのだが。
「どうぞ、お入りくださーい。」
友未の返事で入って来たのは、運送会社のセールスドライバーだった。
浅黒い顔に鋭い目が印象的だ。
「すいません。什器の引き揚げでお邪魔しました。」視線を落としたまま男が言った。
「なによ!そんなのアタシ達が出てってからやればいいじゃん。」
気の強い亜希が応える。
「亜希ちゃん、そんな言い方しちゃだめよ。運送屋さんもお仕事なんだから。
ごめんなさいね、私たち隅で座ってますから、どうぞ。」
「は、はい。恐れ入ります、手早く片付けますので。」
入って来た男をよそに、二人は今夜の予定を話し始めた。