西森自己満ラジオ\-2
森 「確かに、キモチ悪いですね」
西 「こんなのね、彼だってやりたかった訳ではないと思うけどな」
森 「そうですか?」
西 「周りの人がね、相手にしてくれないんだぜ。そりゃ、そんな悲しい行動だってとらないといけなくなっちまったんだ!」
森 「西さん、やったことがあるんですか!?」
西 「……、さてではCM行きますか」
森 「スルーされた、スルーされたよ」
西 「この番組は素人投稿小説サイト PiPi's world と 暖かい読者の方々の提供でおおくりいたします」
森 「三十路の飽くなき挑戦!!」
西 「へいへい」
森 「ではでは、さっそくヤジダーに登場して頂きましょうか。どーぞ」
ガチャ ガタガタ
西 「うわ、また項目が変わってるよ」
森 「私たちは、よりコーナーを面白くするために努力しているのです」
西 「いらん努力だ……、明らかにキツイ感じのやつの幅がでかすぎるからな」
森 「オイシイじゃないですか」
西 「まぁーね」
森 「では、ヤジダースタート」
(タカタカタカタカタカタカタカ ドラムロール中……
西 「とりゃ」
森 「おぉ」
ダダダン!)
森 「森美玖をほめろ!! に決まりました」
西 「えぇぇ〜!!」
森 「もう! そんなに嫌なんですか!?」
西 「うん」
森 「はぁー……。じゃあ、お題の説明しますね。普段、西さんにひどい扱いを受けている私、森美玖を西さんがほめて、ほめて、ほめまくる。っていうぬるい!? コーナーでーす」
西 「こんなんだったら、ドリンクのほうがましだ」
森 「ちなみに、五個ほめないとダメみたいですよ。楽しみだな〜、西さんがどこをほめてくれるのか」
西 「え? どこもほめる所なんてないけど……」
森 「もう!(`ε´) 仕事なんだからやれよ。大人だろ!」
西 「分かったよ、やるよ」
森 「じゃあ、森美玖をほめろ!! スタート」
西 「肌が綺麗」
森 「アハ♪ よくいわれますぅ〜」
西 「服のセンスがいい」
森 「そうなんですよ、リスナーの人達にお見せできないのが残念なんですけど」
西 「髪型が可愛らしい」
森 「昨日、美容院に行って来たんですよ。気付いてくれてたんですね!!」
西 「トークが上手い」
森 「マジっすか! 純粋に嬉しいですね、なんか」
西 「あとは、え〜っと。あれだ、友達のアーティストの子がメッチャかわいい」
森 「え?」
西 「よし、五個ほめたぞ」
森 「最後のなんですか!?」
西 「いやさ、この前久々に本業があって、とある音楽番組を手掛けたんだけど」
森 「はい」
西 「その番組にゲストで来てた娘が、俺のとこ来てさ。『あ、西さんですよね。美玖ちゃんとラジオやってらっしゃるんですよね』って挨拶してくれたんだけど、メチャメチャかわいかったのよ」
森 「え? 誰だろう」
西 「えっとね、ローマ字の名前だった気がする」
森 「ああ、NAMIちゃんのことかな?」
西 「たぶんね。で、この番組に出てくれるように頼んでみたら、『はい、是非』だって」
森 「その話は分かったんですけど、それって私をほめたことにならないですよね」
西 「馬鹿野郎! 交友関係も立派な長所だぞ」
森 「そうですね……」
西 「ああ」
森 「わかりました……、でもまだ気になることがあるんですよ」