out side #01〜始まりは図書室の中〜-7
「あっ...ぁああん!!!...っはぁ...っんっ」
...―グチュズチュッ...!!!ズッ...ズチュ!!!!!
「せん...せっ...やぁあ...っはあああぁ...っ!!!!
らめ...そこ...だめ...っあん...っ!!!...っいく...!んんっ」
「お前ん中...最高......もっといい声で鳴けよ......っ」
「ひあぁ...っんっ...せんせ...っいっちゃ...あああぁあ...っっ!!!!!!!」
「...っく....っ」
ほぼ同時に二人は果てる。
しばらく末木が那弥を抱きかかえる形で、繋がったまま那弥が肩で息をする。
末木が腰を引き、モノを那弥の中から引き抜くと、
二人の混ざり合った愛液が、トロリと溢れ、床の本に更に跡を残した。
* * *
「...さて、と。後片付け...なんだけど...もう7時回ってるから帰る?」
すっかり窓の外は暗くなり、月が外を少しだけ照らしている。
「え...じゃあこれは......」
那弥が、床に散らばった本と、本や床にヌラヌラと光る水滴を指差した。
「ん〜...明日片付けるとか」
末木がだるそうに答える。
「...っ! 絶対何が何でも片付けて帰りますから!!!!!!!!!!
ていうか、元々先生のせいなんですから、先生も片付けてくださいよ!!!!!!!!」
「だりぃ」
...―プチン。
那弥は末木の前に立ちはだかると、凄い形相でいう。
「帰しませんよ。片付けて下さい。セクハラ末木先生?」
「...お前...【帰さない】なんて男の台詞......ていうか、セクハラって...セクハラじゃねーよ。
相沢も悦んでたじゃん。」
「へぇ〜? 人の下着をハシゴの下から、覗き見ておいて、
尚且つ行為にまで及んでおきながら、セクハラじゃないと。
....ほんっとうに最悪ですね、性格。
っていうか、男として最悪ですよね」
あっけに取られて呆然と立ち尽くす末木。
そんな末木を無視して那弥は床の本などを片付け始めた。
「....ほんとお前かわいくねーな。むかつく」
そう言いながら、末木も片付けに参加する。
「こっちの台詞ですよ、変態先生」