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at office
【OL/お姉さん 官能小説】

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at office-4

「ふっ、あ…あ」
あまりに快感を煽る刺激に美南は声を抑えることができない。
「杉下…」
呼ばれて美南は昌樹を見た。昌樹は軽くキスをした。
「…いや…です…。」
美南は力なく首をふる。
昌樹は不思議そうな顔をしたが、すぐにああ、と納得した。

「美並。」



昌樹は不思議だ、とぼんやり思う。どうして名前を呼んでほしいと分かったのだろう。昌樹は特別人の気持ちをはかるのがうまいのか、それとも昌樹と気持ちまで通じ合えたのか。
しかし昌樹にもたらされる快感がそんなことをもうどうでもよくさせていく。

美南は昌樹の首に抱きついた。昌樹は美南の背中に優しく手を添え、空いた手を段々と下らせていく。
昌樹の指が美南のそこに辿り着いた時には、そこはすでに熱く濡れていた。
何度も中心を往復させ、美南の体を高ぶらせていく。「ん、んっ、あっっ」
くちゅ、と音を立てて昌樹の指が美南の中に侵入した。昌樹がなかをゆっくりとかき回す度に美南の口からははしたない声が漏れていく。
「ひゃあ、ぁ…」
ある一点を擦られたとき、美南の背中がのけぞった。それをみた昌樹は不意に指を2本に増やした。
自分のせいで響いている水音が、余計美南をたかぶらせる。
「あっ!やっ、やぁ!だめっっ…ですっ、や、ま、さきさんっ…」

「美並…。」
「や、っあ、あぁぁぁっっっ!」
美南は背中をのけぞらせ、びくんびくんと痙攣し、昌樹の指をもっと深くへいざなうかのように締め付けた。




「可愛い、美並。」
ちゅっと軽くキスをされ、見つめられるが、美南はまだ快楽の余韻から頭が朦朧としている。
何となく昌樹をみやると、ネクタイを外してシャツははだけているものの、部屋に入ってきた時とあまり変わっていない。一糸纏わぬ姿で肩を上下させている自分とは大違いだ。
それでも熱く自分に向けられた視線や、少し汗をかいた額が、昌樹の腕の中に自分がいる事を再確認させてくれる。
「美南、大丈夫?」
美南はうなづく代わりに、昌樹のシャツのボタンに手をかけた。力の入らない美南を昌樹が手伝い、美南はようやく昌樹の体温を直接肌で感じられた。
「昌樹さん…。」
美南が昌樹を呼ぶと、昌樹はゆっくりと美南のなかに自身を沈めてきた。
「美南…」
最奥まで到達したところで、昌樹は美南の髪を撫でた。
「…ごめん、すっげー気持ちいい。余裕、ないかも…」
ズッと水音を伴って昌樹が腰をひいた。それだけで美南の体は反応し、昌樹を締め付ける。
「…くっ。」
昌樹は宣言した通り、激しく美南を打ち付けた。
「ひゃァん!やぁっ、あっ、あ!あ、あん!」
一度上り詰めた美南は、その激しさに耐えきれず、すぐに2度目の絶頂を迎えかた。
「っあ、まさきさ、ん!私、もうっ…もぅ…ゃあああっっっ!」
「っ、俺も…っ。」

昌樹は美南の白い肌の上に熱を吐き出した。
美南は、そのまま眠りについてしまった。

昌樹も美南のおでこに口付けて、美南の隣でふかい眠りについた。


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