狂人達の宴-10
「やぁ、あっ…うん…ん…」
ルミの唇は薄く開き、荒い吐息が漏れ出した。
春樹は右手を水着の肩ヒモに掛けると、肩から下げて中に掌を入れて直に触りだす。
「いやぁ、やぁ、」
ルミの胸元が露になる。やさしく撫でていた春樹の掌は、やがて埋没したままの尖端を軽く摘むように責めたてる。
「あっ!あぁ!ああ…」
責められる度にルミの身体は、スパークしたようにビクンッと反応する。
ルミの吐息から次第に甘い声が漏れてきた。
「ふぁっ…あぁん!あうん…」
春樹の剛直は痛いほど固さを増し、ガマン出来ないのかルミの尻に擦りつけていた。
春樹の左手は、胸元から離れ股間へと滑り込んだ。
「やあぁ!もう止めて!もうハルちゃんと何処にも行かないよ。それでも良いの?」
ルミの懇願も、獣と化した春樹には届かない。
春樹の左手は、水着の隙間から中に入ると、ルミの秘部に触れた。
「ああん!や…やぁ」
膨らんだ恥丘から秘部をこねるように撫でると、ルミはもう足に力が入らないのか、プール・サイドの昇降モールを掴んで身体を預けた。
春樹の指が閉じた秘部を拡げて、触れられた事の無い花弁を刺激する。
花弁は刺激から徐々に熱くなり、ぬめりを分泌しだした。それは水の中でも分かるほどに。
春樹の舌が首から背中を這い廻る。初めての愛撫に幼い身体は耐えきれず、ルミの思考力は鈍り、快感に酔いしれていた。
春樹は水着をズラして秘部を露にすると、ルミの尻を抱えて己の剛直を花弁に押し当てた。
「くうっ!あああぁ!」
花弁は大きく拡げられ、春樹のモノを呑み込んでいく。
その痛みからルミは悲鳴を挙げる。
春樹は右手でルミの口を塞ぐと、一気に根元まで剛直を突き挿した。
「ぐううっ!!ぐ…う…」
塞がれた口から悲鳴にならない声が漏れる。
春樹の剛直がゆっくりと引き抜かれ、再び一気に突いた。
「ふぅ!ううん!」
春樹の突きは次第に速度を増していく。
「くう…うん…うん…ううん…」
その一突き毎に、ルミの声は悲鳴から鼻に掛かる甘い吐息へと変化していった。
「はぁん、あん、ふぁぁ、ううん」
水際の波が激しく揺れる。
春樹は両手でルミの腰を掴むと、さらに速く深く、膣内をえぐっていく。
ルミの身体はずるずると倒れていき、水面際の溝に身体を預ける。
「ルミちゃん!も、もう…」
春樹が膣内射精しようとした時、ルミが叫んだ。
「ダメェ!赤ちゃん出来ちゃう、赤ちゃん出来ちゃうよぉ」
その瞬間、今の春樹にわずかに残った理性が働いた。
彼はルミの膣から剛直を引き抜くと、激しくシゴいて射精した。
自慰では得られぬような射精感が春樹を包む。
白濁した液が幾条にもなって、ルミの髪の毛から背中にかけて放たれたのだった。