さぁ満月だぞ!Act.6-2
『き、妃さん』
『妃で良いよ?』
『妃…キスして良いですか?』
『えっ!?…ダメ。』
頑張れ俺
『俺もう我慢出来ません。き、妃に触りたいしくっつきたい』
ゆっくりわたぬ…妃に近付く。
『ちょっ…ダメだっ…ん』
言い終わる前にキスした。
やばい息は止めた方が良いのかな…?
ダメだ…苦しい
そっと妃から離れる。
彼女の顔は赤く染まっていた。
『もう一回だけさせて…』
もう一回だけ。
妃の感触を忘れたくない。
俺はこの人が好きだ。
舌が絡まる。
『んっ…!』
小さい声で漏らす彼女は年上には見えないような純粋な幼い少女の様だった。
長いキスが終ると妃は真っ赤な顔で俺に抗議した。
『舌入れるな!バカ!』
『ち、違いますよ!妃が先にしてきたんだろ!?』
『な、違うわよ!』
2人で言い争いながら笑ってしまった。
これからもずっと幸せが続きますように。
僕は願った。